見出し画像

これは写真?絵? ウェス・アンダーソンすぎる風景展

「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」は、ウェス・アンダーソン監督が“いかにも撮りそうな”写真を集めたユニークな展覧会でした。今回はそこで鑑賞してきた感想をまとめていきたいと思います。

完璧すぎるシンメトリー

『グランド・ブダペスト・ホテル』

この白黒の写真を見て、ホテルがどんな色か想像できますか?
予想してから次のカラーの写真を見てください!

『グランド・ブダペスト・ホテル』

このパステルカラーの色あいを予想できましたか?
本当に現実にあるのか疑いたくなるような写真です!

このように、風景や建物など旅行先で思わず撮りたくなるような写真がたくさん展示されていました。世界の実在する風景から、ウェス・アンダーソンの映画に出てきそうな場所を撮影し投稿するSNSコミュニティ“AWA(Accidentally Wes Anderson)”の作品を使用したものだそうです。

展覧会の中に入って写真を見渡してみると、
「ん?これってほんとに写真?絵じゃないの?」
っと思わず言ってしまいました。
そう言ってしまった理由には2つあると思いました。

・左右対称で全体の構図がきれいに整っている(整いすぎている)ということ。
・色合いがポップなパステルカラーであること。

この2つの理由から、まるで絵で描かれたような現実離れした写真のように見えるのだと思います。
また、日本にはない配色の建物があることを知ることができ、旅行に行きたい気持ちが高まりました☺️
実際にたくさんの風景やホテルの写真を見てちょっとばかし旅行に行った気分にもなりました🙂
特に様々な国の駅のホームの写真にはその国の文化や生活の様子がよくわかり、実際に行ってみたい気持ちになりました。

この展覧会に行ってから、普段の風景や建物の見方が変わりました。
知ることで気づくことってたくさんあるんだなって感じました。
みなさんも普段見ている建物や景色を意識してみると見方が変わることもあるんじゃないでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?