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ダメな自分だって、存在していいじゃん?

22日の昨日。
ちょっと前から計画していてずっと行きたかった第二の故郷でもある
静岡の三島に弾丸日帰り旅行を決行した。


なんでかって
ずっとずっと。願ってたから。
1年前に亡くなった愛犬に会いに行きたかったこの想いを叶えに。


でも面白かったのはその日
ほんとに朝からトラブル続きで
私と、二つ上の親友でもある同居人で鈍行で行ったんだけれど

長旅には慣れているものの
初っ端からどこぞの駅で緊急停止のプチ事故あって
数分の出遅れ。

ちょっと先の駅でも
突然の踏切の故障で数分の足止め。


いやはや。
旅にトラブルはつきものなんて
よういったものだなぁ、と思いつつ


当の私は?って言うと
実は全然焦っていなくって、

「まぁそんな時もあるよね。」

「いやぁ、これはあの子に(愛犬に)ゆっくりいけーって言われてるな」


って。
隣の同居人はずっと、はわわ焦る、慌てるがめっちゃあったのだけど
そんな隣の方にすら和む私。


焦る旅ではないし
小さな数分、遅れてしまっても後で合流予定の父が
気にしなければ大丈夫、って、ゆるゆる構えて、朝は少なめだった
ご飯を駅の合間にちょっと足したり、予定の時間を
ちょっとだけずらしたりして、2人で休憩しながら向かったのだけど


きゅーっとするより
この方が楽よねぇ。


いつもの旅は
どっちかっていうと時間に追われてせこせこして。


「こうしなきゃ!」
「ああしなきゃ!」
「急がないと怒られちゃう!」


なんて。
見えない不安にざわわもするし
勝手に身構えてドキドキしちゃっていたけれど


昨日はたくさんストップがかかるから
「あぁ、なんか色々練習させられてるなぁ…」って。


そんな感覚ばかり覚えるのは
長年の積み重ねから得た気づきなんだろうな、とその時は思った。


そんな旅の合間に
見つける、主張の激しいロゴに、思わずぷにってしつつ、和みつつ…✨
(ちなみに味は無茶苦茶うまいし、最高でした❤️ 今度はお店に行って買おう笑)

(小腹満たすのに何買おう?で出逢った静岡駅にて。おもろすぎるわぁ、シュールなロゴ笑)


着いた時には
朝方の父に
「土砂降りなんよなぁ…」って言われていた彼の地元の三島は

私が住んでいた頃よりも
ちょっとだけ都会になって、雨もほんのり落ち着いた後で
曇っていたけど隣の誰かさん(同居人)の晴れ女マジックで見事落ち着いたのでした👌


合流した後は
私がどう頑張っても先に行けないぐらい
持病で飲んでる薬の影響ですぐ腹が減ってしまうので
お先に提案してたお寿司屋さんへ。


めっちゃ混んでる時間帯を避けたからか
すんなり行けた。 ほんと、マイペースに行くほど
都合よう出来てるなぁ…と思わずにはいられない瞬間だわ。笑


だけど父、相変わらず機械に疎いので受付の機会に気づかず…😌
早々に店員さんを呼ぶのに対して同居人が真っ先に動いて突っ込む後ろで



思わず娘の私、のんびり見守り隊⭐️  
(※この日、こっから誰よりも仕事しない人になる私)


タッチパネルの注文でも
誰よりも「食べない」といっていた父は、まさかの丼ランチ(がっつり)

同居人と2人でめっちゃ考えて考えて
見直して、え、どれにする?(ちなみに昼は父の奢り)


お腹空いてるから
どう頑張っても、どう悩んでもどれも美味しく見えてくるのは
お久しぶりすぎるお寿司だからかもしれない…笑


や、当然だよね。
だって私たち2人だと絶対に行かないところに
今来ているのだから、もうへ、散々悩んでしまったよね。


そして誰よりも悩んでいて、注文が出遅れる私。


ちょっと
「待たせてしまった…、気にしてないかなぁ?」
と内心ちょっぴりだけ思ったのだけど


誰も気にしてない (*´╰╯`๓)♬



安定のマイペース2人だったので
長年の付き合いから得られたそう言うとこ安心する感覚に
私はだいぶゆるんだよ、この時。


最終的には
前日に父が電話でも推してくれてたマグロづくしなランチに。


マジで味とろけるマグロセットでござった。



…人様の、奢ってくれるご飯ほど美味いものはないよな。(※正直)



(๑´ڡ`๑)テヘ


ご飯の最中。
いつもは色々言ってきてた父が
あんまりあれこれ根掘り葉掘りしなかったのがなんか不思議だった。

私の中でも久々に会えたことでの照れが
今更きていたのだけど、ね。


やー、照れ臭くてそんなん。
小っ恥ずかしいのもあって言えんよね笑


‥と、同時にマグロの幸せに浸る感覚も同時にくるから
なんかこそばゆいやら、美味すぎてホクホクだわ…✨
もー、感情迷子デス🤣


だけど改めて家族と話して
この父の、心の懐の深さに私の中の闇はいつも救われたのだなぁと
改めて思う。


仕事をしなさい。
やってないとお金に困るでしょ!
なんて言う親よりも


わたしは
今の私をただ受け止めて、
難病のことを「最近はどうだ?」とただ聞いてくれて、

毎回仕事してないポンコツな私はいつもどっかで気にしていたし
いつも負い目を感じていたけれど
ダメでも全く責めないこういう親に、私はいつも感謝している。


昨日はそれを強く思った。



仕事をしてないと
世の中色々言われるのだけど


私は
私のやりたいようにしていいよ。
と見守る親が一番好きだ。


なんでこう思うかって
昔はずっと縛られて生きてきたからなんだけどね。


「こうでなきゃダメだ!」
「こうしなさい!」



それがずっとあったのよ。


母はいっつも
こうありなさい。こうしなさい!がデフォルトオプションであって


けど今思うとそれはきっと
周りに馬鹿にされたくないし、うちの子はすごいのだという
前提があったのかもしれないし、
マウントとりたかったのかもしれんし、
当事者はっていうと今ボケボケして聞けないからなんとも言えんけど笑



今目の前にいる父は、そう言うひどい現実からはいつも
逃げていたんだけどね。


だけど
この人の唯一有り難かったことは
私が小さな頃は、母の言葉が悔しくてくっついてても
それでもそばにただいてくれて
私に何も言わないでいてくれた事がすげーなと思うのだ。


大人になってもそれはあって
でもこの父と20代になって改めて暮らした時代の私はそう
思わなくって


何回か過去の悔しさで揉めたし、
本音のぶつかり合いも何回かしてた。


けど離れてみて、名古屋で今同居人と住むようになってみて
こうやって難病持って、父とはLINEで話すことも増えて


その偉大さや、変化に歳を重ねて改めて気づけるっていうのは
親離れする事で気づく子供の性なのかもしれんね笑


私は
過去は自分の不幸を嘆いてばかりだった。


「私は頑張ってきたじゃない!」って
それを認めてもらいたいばかりで親の苦労は知ろうともしなかったから
いま、それを知る機会や
弱音を受け止める機会を経て

たまにおばかで何言っても聞かないこの人でも
「いやでも、私の色々は聞いてくれるじゃん?しゃーないしゃーない」って
言ってやれるようになったんだなぁ。


大人になったね、自分。えらいえらい❤️
(…って自己完結するぐらいには、今めっちゃ色々ゆるして
私ら友達かな?ぐらいに仲良いのだけどさ笑)



横道逸れたけど
ちょっと自分の中のこそばゆさをそっと隠しつつ
お昼を堪能した後はようやく愛犬のお墓へ。


向かう途中
鈍行でガタガタ揺られながら途中で見かけた原駅のカインズホームを思い出す。


あーそうだな。
愛犬と出逢ったのはここだったな。



あの頃は私も父も仕事がハードで
関係も、どっちかっていうとなかなかにギスギスで


居心地悪くて
あーどうしようかなーってときに出逢った小さな存在が
今回会いに行った愛犬の空(くう)との出会いだった。


ハートみたいに胸元が真っ白で
元気一杯にこっちを見る姿に2人して惹かれて
飼っちゃだめな家に当時住んでたのに、こっそり飼ってた私たち。

だけど飼っててよかったなって思うのは
私たちが車でお持ち帰りする間も


父のサロペットな胸ポッケでずっと
キラキラ、キラキラ、景色を見ていて



「空」の名前をつけたくなったんだよね。


遊ぶの大好きになってほしい。
元気に色々駆け回ってほしいなって願いを込めてつけたその子は
おっきくなってもずーっと


ドライブ中の車の助手席で
ちっさい体を乗り出して外を見るのが大好きで
(そしていつも台にされてる膝の私、ガン無視して父に似て話を聞かず
外にキュンして夢中だった笑)


お外の散歩が大好きすぎて。
私より早起きで。


誰より誰かに寄り添うのが得意で。
静かに癒すのがうまい、素敵な男の子でいてくれた
うちの可愛い弟分。


亡くなった当初は
静かに眠るようにいったこの子には
私も何度救われたかわからないぐらいに大好きだった。


ちなみに思い出すと
今でも泣くぐらい私は好きなのだが😭


この旅行の日、行った時には泣かなかったなぁ。


今の愛犬、くーたんは
父が今趣味で育てている畑の近くの景色の良いところに
のんびり眠っているのだけど


この日は雨の後で土がめっさ柔らかくて…✨


私左足の巻き爪も治ってなかったせいか
グニグニする土の中を通って急すぎるプチ坂を登って行った反動か
泣くより先にくる、体力の無さ…✨
(もはや書いててこっちのが悲しいですがが笑)


だけど見下ろした世界に
手作りのお墓とその時に父が持ってきてた造花と線香が


なんかいいねぇーって感じになって
お参りするときに手を合わせた時にもさ?


「やっときたよ。」
「待たせてごめんね。」


挨拶出来たよろこびに
ちょっとだけしんみりして、でも同時にやっとこれた達成感に
次来た時はこの雨でごちゃごちゃした場所が
また綺麗にお墓らしく、ちまっといい感じになってることを願いつつ


短く済ませた挨拶のあと。
父も同居人もそそくさ降りる中、私はお墓の子にいってきた


「またくるね」


手を振りつつ
今度は自分だけでも行けるように。

そして晴れの日に今度は出逢えますように。


そう願って
またグニグニの坂を降りた。


足ちょっと死んだけど、
なんかその不具合さもおもろくて、よかった笑



私たちは
難しいこと考えるとどっかで自分を責めがちだ。


だけど
小さな一歩でも出来たらそれでいいじゃないかってのと

失敗すらも
「やっちまったねー」って笑えるとこがあれば


割と生きていけるものだなぁと最近は思う。



それでも出来ないとこにヤキモキもするし
家族とのやり取りに悩む時もあるし、


近くの同居人とも
軽い冷戦も時にはあるけど🙃


そうなったら
とまって、ゆるんで
ダメっ子でもいいのよ。まずゆるゆるしよーぜ。


そんな私でも
生きてて許されるのだから


今回は仕事をしない私でも
「凪」という私が私でいられたらそれでいいのだ、と


改めて実感したのでした。


って言うのを書きたくて書いた。
人に見せる用っていうより自分語録なのでみづらいとこもあるかもだけど


私がしたかったから、それでいい。
今日はそんなぼやきですわ☺️



あ。プロフィールアイコン、このあと変えよう👌



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