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【都道府県シリーズvol.1】宮城県:プロローグ

都道府県別に地形と地質の特徴をザックリ見ていくシリーズ。
前回は都道府県別シリーズのプロローグでした。

本題で各県の話題に移ろうという事で
第一回はいつものごとく、私のふるさとの宮城県からはじめます。

宮城県の地形

はい。いつものパターンでスーパー地形の画像です。本当にいつもありがとうございます。地形についてこんなに分かりやすく皆さんにお伝えできるのは、ひとえにスーパー地形のおかげです。

という事で、見てみましょうか。これが宮城県です!

宮城県境図2

スーパー地形(カシミール3D)より抜粋
なおカシミール3Dは元データとして国土地理院の「電子国土」を使っているそうです(出典:国土地理院ウェブサイト
※トップ画像や以下の地形・地図画像すべて引用もとは同じです。

最近地形ネタで色々書いてたら、宮城県って
立派な鼻の面長の人が、ショボショボした目で溜息をついてる横顔に見えません?(笑)
それはさておき、地形を見てみましょう。

宮城県地形説明_元図

やはり・・これを見ても思いますが、県境というものは、この世に実在するものではないですよね。だって、この地形図を見ても県境は分かりません。
土地の境界はあくまで我々人類の想像でしかない。

などと少しだけカッコいいこと言って、本題に移りますね(笑)
そう、地形ですよ!
こうやって見てみると、山やら平地やら複雑に入り組んでますね。

宮城県を地形別に分けてみる

正確に分けようとすると細かくなって分かりにくくなるので、かなり大雑把に分けてみます。

宮城県区分

こんな感じです。まず、土地の高さの違いで色分けしています。

青色:標高数m~50mくらいの平野を中心とする地域。
緑色:標高50m~100mくらいの台地状の地域。
茶色:標高100m~500mくらいの山地を中心とする地域。
赤色:標高500m~1500mくらいの高い山を中心とする地域。

ここからさらに、地形の特徴や地域で分けたら全部で12か所になってしまいました。
多いかな?とも思いましたが、各都道府県内で多様な地域性があることを考えれば、逆に数か所の区分では魅力をお伝え出来ないかな?と思いまして。
10か所くらいが目安なのかも知れませんね。
それぞれザックリ解説します。

宮城県シリーズのインデックスとして使って頂ければと思います。

都道府県シリーズ:「宮城県」のインデックス

①:北東中山間地域
気仙沼市、南三陸町、女川町、登米市と石巻市の東部山間地域。

②:北東平野部
登米市、石巻市の西側、東松島市、涌谷町、美里町、松島町北部、大郷町中部、大和町東部を含む平野部。

☟この地域の記事

③:南沿岸部
七ヶ浜町、多賀城市。
仙台市・名取市・岩沼市・亘理町・山元町の沿岸部。

④:中央北部の平野部
栗原町、大崎市、加美町、色麻町の東部。

⑤:中央部の平野部
松島町、大郷町、大衡村、大和町東部、利府町、塩釜市、富谷市。
仙台市東部、名取市中央北部。

☟この地域の記事

⑥:中央南部の準平野部
柴田町、村田町南部、蔵王町東部、大河原町、白石市東部、角田市、丸森町東北部。

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⑦:北西の中山間地域
栗原市中部、大崎市西部。

⑧:中部の中山間地域
加美町・色麻町西部、大和町・仙台市・蔵王町中西部、川崎町東部、白石町西部。

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⑨:県南東部の中山間地域
白石町南西部、丸森町、亘理町・山元町西部、角田市・東部。

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⑩:県北西端山間地域
栗原市西部。

⑪:県西部山間地域
加美町・色麻町・仙台市・川崎町西部。

⑫:県南西端山間地域
蔵王町西部、七ヶ宿町。


今回は、ここまで。
今後は宮城県各地域の地形・地質についてマニアックな情報をお届けできればと思います。

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