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若い人はもっと出会わなければ

若いひとはたくさんの異性に出会わなければならない。そうでなければツマラナイ大人になってしまう。。。いや異性じゃなくて同性でもいいんだけど、ただし仲間じゃなくて恋愛対象ですね。気のある相手。性愛対象。そういう相手とたくさん出会って、駆け引きの場数を踏んで失敗をくりかえしておかなければツマラナイ大人になってしまう。これはZOOM会議ではむりだ。

なんでこんな大事なことを今日の今日まで忘れていたのだろう。ぼくもすっかりオヤジ化してヤキが回ったなー。つい最近まで、感染拡大のさなかに繁華街を出歩いている若者の報道をニガニガしい思いで見ていた。「なんでおとなしく家にいられないんだ」「飲みたかったら家での飲め」などとおもっていた。

今思えばかれらは飲みたくて出歩いているのではない。コンサートに行きたいのでもない。仲間同士でつるみたいのでもない。「出会い」だ。

「授業がオンライン化されて学生たちの不満が・・」などという報道もすっかり真に受けてしまっていたが、授業のオンライン化などどうでもいいのだ。しかしキャンパスが閉まってしまえば出会いがなくなる。

気のある相手とと飲みに行けばいろいろ駆け引きがある。つまらないヤツと思われたらおしまいだし、気の利かないヤツとおもわれてもおしまいだ。会話を盛り上げつつ気も効かせなければならない。そうしながらちょっとしたアイコンタクトやさりげない立ち居振る舞いで相手の気持ちをさりげなーく探る。そうやってソフトスキルを磨いているうちに、相手の立場にたって考え、相手のきもちのわかる大人になっていく。

そういう学びはZOOMでは得られない。イイ本を読んでもイイ恋愛マンガを読んでも学べない。プールに行かないと泳げるようにならないのとおなじだ。実践しかない。ネットポルノなどで自分をごまかしていたらダメだ。

そういう場数を踏めないのは非常にゆゆしき問題だ。いったいどうすればいいのだろうと今ごろ気がついた。

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