見出し画像

さよなら、全てのエヴァンゲリオン

 幾たびの延期の末に、エヴァンゲリオンが公開された。26年前のTVシリーズからリアルタイムで見ていた人は、つい終わったかという気持ちになったかもしれない。

 私は、新劇場版からファンになり、2015年に同じ学生をやっていた、つまり、
『シンジ世代』となる。
{幸い、セカンドインパクトは経験してないが}

 正直、エヴァは最近まで新劇場版しか見ていなくて、TVシリーズ、旧劇場版もまだ一度しか見れていない。しかし、シン・エヴァンゲリオンを見て確かなことは、

誰が見ても面白い!

シンエヴァは、シリーズを見ていた人ならもちろん面白いし、見ていない人でも楽しめる作品だ。
映画として、大迫力の戦闘シーンはもちろん、キャラクターそれぞれの心情を自分と重ねたりする面白さがあって、一本の映画として成り立っている。

まだエヴァを一度も見たことはない方でも是非
大きなスクリーンで、エヴァというをものを体感してほしい。

そして、改めてシリーズを見た後にもう一度見てほしいと思う。

私もシンエヴァを2回ほど見たが、この映画は、2回でだいぶ印象が変わるのだ。

1回目見たときは、こうやって納めていくのか、終わったんだなというしんみりした気持ちになれた。

1度目を見た後に、ネタバレありの解説やいろいろな人の感想、パフレットにある声優、監督のインタビューを読むと、あのシーンはこういうことなのか、と更に深みが増す。

 再び劇場に足を運んだ。あらゆる情報を入れて見ると、また味が違う。このキャラクターはこんな気持ちで思っているのか。ここがあのシーンの伏線となっていたのかなど、多岐に渡る。

 謎を解決したら、また新しい謎が出てきて、
エヴァの深さをより感じることができる。宝探しのような感覚だった。

きっと、数年後に見たらまた違った感覚で、
エヴァを楽しむことができると思う。それがエヴァの魅力だ。

 エヴァを見たことがない人にもこの感覚を体感してほしいと願う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?