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ゴルフは下半身、右手、左手 結局どっちが重要?

みなさま こんにちは。

ゴルフの調子はいかがでしょうか?

これからとても暑い季節が続きますので

熱中症には気をつけてプレーしてください。

さて、

前回まで、主に運動や脳の本質的な部分
取り上げてきましたが、

今回は一休みしてゴルフのトピックについて解説していきたいと
思います。




無数にある理論 結局何が大切?


永遠と議論される

スイング主導はどちらかというテーマ。

下半身vs腕

右手vs左手,

などなど。


とあるレッスンプロは、腕の意識を出来るだけ無くして
脚でスイングをする
と発言したり

一方、別のプロは、腕を振ることがスイングの要
と言ったり

その中でも、

右手で打つ左手リードなど

いくつも理論が展開されている現状があります。



ゴルフは分析がしやすく、考えやすいスポーツ

その背景にある要因は、ゴルフが個人スポーツで

練習場では再現性が高い環境下で

何球も練習ができることです。

さらには、スマホのカメラが普及したことや

SNS の発達も その一因でしょう。


そして最も特質すべき点は、
ゴルフは両手でクラブを握り、スイングをすることです。

野球のピッチングやサッカーのシュートでは

どっちが大事という議論は、生まれることはありません。

次から次へと出てくる

ゴルフ理論に惑わされる人も多いのではないでしょうか?

わたしの考えは

結論

から先に申し上げると

その時のその人の状況によるということです。

右手に力が入りやすい人もいれば
左手が良くない動きをする人もいます。

また、足や腰の動きに改善点があるという場合もあります。

つまり一般的に言えば

全て大切で、優先順位はありません。

余計に混乱させてしまったら申し訳ありません。

ですが、

一つの理論に没頭し過ぎて、

盲目的にならないようしてください。

なぜなら

これらが議論される時に

必ず欠落している考え方が2つある

からです。

1つは、

動いていない身体の箇所は、

運動として認められていないということです。

例えば、パターの時は

手首で打つか、肩で打つかは気になるところですが

下半身の状態にはあまり目が向けられない傾向にあります。

動いていない下半身は、

大きく分けて
○力んでバランスを取らず固めているのか
○骨で立ち、リラックスしているのか

など 質に大きな違いがあり、パターの良し悪しに当然、影響します。

ちなみにパターの際
下半身を固めて動かないようにすることは
効果的ではありません。

上体に可動域があれば、パター程度の運動量で

下半身が動くことはありません

から 無理に固める必要はありません。


2つ目は、

体のそれぞれのパーツには相互作用があるということです

分かりやすい例を挙げると

歩いたり、走ったり、下半身が主役に見える陸上競技でも、
上半身も疎かにしてはいけません。

体幹部や腕の動きが悪ければ、下半身の動きも悪くなります。

また反対に
優れたピアニストは
背中や腰、下半身も必ずリラックスしています。


全身運動の代表であるランニング

ですから、ゴルフにおいて

バックスイングやトップの形を改善したい時には、

当然、下半身も改善すべき対象となるということです。

つまり、身体はそれほど単純ではなく

各パーツの集合体として

一つの身体があるため

どのパーツが主役だと言い切れないのです。

これは、身体の軸について 

理解していれば腑に落ちる話だと思います。



レッスンは誇張した方が注目される


もちろん、レッスンでは、そのコーチの指針や主張は

誇張されて、統一された方が注目されやすい側面はあります。

また右手の動きが悪かった方が、改善され調子が良くなれば

ゴルフは右手だと考えるのも頷けます。

ここで忘れてはいけないのは、
その時のその方には効果があったということです。


片手打ちや素振りをするとその日の状態がわかる


全身運動であるゴルフは、
右手も左手も合理的正しく使えるべきです。

そのため、片手打ちや素振りをして
自分の状態を知ることは大切になります。

もっとよい方法は
全身運動である歩き方や立ち方を
普段から意識して、練習前からその日その時の
左右の各パーツの状態を把握しておくことです。

そして最終的には
練習を通じて
各パーツごとに良い軸が生まれるようにすることです。

それを理解できれば
練習中の悩みの種も減るかもしれません。


最後までご愛読有難うございます。



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