テレワークデイズって言うけど
いよいよオリパラ開催まで4週間を切った。
国は更なるテレワーク導入の『協力』を要請している。
もう耳タコだ。
「どうせウチはテレワークできませんから」とか「今から準備してもオリンピック開催までに間に合わない」とテレワーク化を諦めている企業もあるだろう。
確かにこの1年半でテレワーク化ができなかった企業が、一月足らずでテレワークを導入できるとは思わない。
逆に急なテレワーク導入は運用中に破綻し易く、余計な仕事が増えるだけだ。
今更テレワーク導入を急げと言う偉い人たちの妄言に惑わされず、ここまでテレワーク導入を拒んできたのなら、このままで良いのではないかと最近思う。
準備もままならない状況で、オリパラ期間中だけの急場凌ぎでは、テレワークは絶対に定着できず、時間と費用の無駄に終わる。
ここまできたら慌てての導入はオススメしない。
責任者の皆様は、敢えてここではじっくり腰を据えて働き方改革に取り組んでみては如何か。
その代わり企業の経営者の方々は、オリパラ期間はせめて社員やその家族の生命を守るためにも「時差出勤」くらいの妥協案を打ち出しても良いのではないか。
ただし、結論が出るまでは待っていられないので、従業員の方々は公的機関も会社も当てにできず、自分と家族の身の安全を守るのは自分たちしかいないと認識することだ。
そして、「自助」しかできないと腹を括り、人流が間違いなく増加するオリパラ期間中は、有給休暇を使うなりしてなるべく外出を避けることが良いだろう。
結局、オリパラ開催までにワクチンも供給されなければコロナ禍も収束する見込みも無い。
いずれの立場にあっても、『己の身は己で守る』覚悟が必要なようだ。
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