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起業前のモヤモヤと思春期は似ている

 「起業しよう!」と決意したものの、事業ネタが決まっていない人は、「自分には何ができるのか?」「何に向いている?」「得意なことは何?」と、真っ暗なトンネルに入ってしまったような、気持ちになる人は多いのではないでしょうか?

私は42歳の時に、「起業しよう!」と思い立ちました。起業を考える時には、「己を知る」ことは非常に重要なことです。

私も事業内容を決める際に、自分の人生の振り返りをしました。すると、今頃になって、「自分の人生なのに、自分のことを自分で決められていなかった。」ということに気づいてしまったのです。

もう、30年も前のことになりますが、私は、思春期に親に反抗しない子だったそうです。そのまま大人になり、結婚し、強い自己主張をしないまま、3人の子供の母親になってしまいました。

思春期は「自分は○○したい!」という気持ちを持っていても、その○○を実現する力が不十分な状態なのではないでしょうか。目の前に立ちはだかった壁を突破しようと、もがいて、落ち込んでを繰り返す時期だと思います。

だから、親からすると「言いたいことばっかり言って、自分の力だけじゃ何も成し遂げられないのに、生意気言うんじゃありません!」って怒りたくなってしまいます。

思春期の子供は、ボヤっとした「明るい未来を想像」することはできますが、はっきりとした「ゴールが見いだせなくて」「自分の力がどれほどあるか解らない」し、「現状何をしたらいいのかわからない」からモヤモヤして苦しむだと思います。

私は、子供に「より良い人生を送って欲しい」からこそ、色々な仕事や大人を見て欲しいと思っています。「自分らしく、進める道を探す手掛かり・選択肢を見つけられる」ように、できるだけ多くの経験をして欲しいと思っています。

最終的には、子供自身が「やりたい!」と自ら「本気」を出さないと、「本物にはなり得ない」と思っていますので、ヒントは与えつつ「待つ」。美味しいご飯を作って「見守る」。困った時に相談しやすいように、親子の距離は「近すぎず、遠すぎず」を心がけて、褒めたり、叱ったりするのではなく「行動を認める」声かけをしています。そして、子供には時々スキンシップ。意外とこれが馬鹿にできないんです。


【私なりの結論】


思春期でも、起業前でも「モヤモヤを脱するために必要な事」は最初からあきらめずに「真剣に考えること」と最初から諦めずに「やってみることだと思っています。

自分事として考えれば、今の自分に必要なことが見えてくる。もし、どうしても見えてこなければ、誰かに聞けばいい。親でも良いですが、むしろ、友達や先生に相談出来たらとても良いと思います。そして、たくさん考えてみて、やりたいことが出てきたら、勇気を出して、ひとつひとつ挑戦してみればいい。

もちろん、失敗してもいい。私自身も結果が出なかった後に、「ナイストライ!」ってフォローしてもらって、とても嬉しかった経験があります。だから、息子にも言ってあげたいですね。

起業の場合は、思春期の挑戦よりもリスクが大きくなりますので、リスクを許せる範囲なら、失敗することも経験。やっぱり痛い目をみると、絶対にもう同じ間違いはしないぞ!って思いますから(笑)

「知らないことは怖い事」ですが、小さくても良いので、一歩歩みを進めて欲しいと思います。





毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。