はじめてのビジネスコンテスト挑戦記③
~湘南らしい食材探し~
ビジネスモデルがざっくりとまとまったので、具体的に動いてみることにした。
まずはレシピ。普段作っているものでは一般的な餃子になってしまうので、食べて健康に役立つもの、湘南らしい餃子を作る為に地産地消の材料にこだわろうと思った。目に入ってきたのは地元紙に書いてあった「茅産茅消」の文字。すぐに茅ケ崎青果商組合の連絡先に電話をしてアポを取った。
茅ケ崎青果商組合の組合長さんは、飛び込みで、商売もしたことがないフツーの主婦の話をとても優しく聞いてくれた。茅ケ崎に流通する旬の野菜を教えて頂き、今の茅ケ崎の農家さんの高齢化のお話も伺うことができた。
茅ケ崎青果地方卸売市場 https://chigasakiseika.jp/
私は農学部出身だ。農業の大変さや嬉しさが少しは解る。とりわけ夏の草取りは本当に大変だと思う。畑で腰をかがめて作業する年配の農家さんの姿が頭に浮かんだ。
茅ケ崎で一番収穫時期が長い野菜は小松菜だそうだ。小松菜はほとんど一年中流通しており、安定した供給が得られそうだ。栄養価的にも非常に優れていて、βカロテン、各種ビタミン類、カルシウム、鉄分、カリウムが豊富。クセも少なく食べやすい。よしっ!「小松菜」に決定!!
いろいろ調べているうちに、今度は「湘南野菜」という文字が気になってきた。またまた市場へ突撃。湘南野菜の話を伺いに、湘南藤沢地方卸売市場へ問い合わせた。
湘南藤沢地方卸売市場(民営化:横浜マルナカ青果株式会社)
http://www.yokohama-marunaka.co.jp/
「湘南野菜」は平成6年にブラン藤沢市等の支援により、商標登録されたブランドだそうだ。湘南藤沢地方卸売市場に直接出荷しないと湘南野菜は名乗れない。
こちらの市場でも大変お忙しい中、担当部長さんがとても丁寧にご説明くださいました。私が湘南ビジコンにエントリーすることをお話しした所、新しくておしゃれな野菜の話や農業を始める女性が結構いて、楽しそうに活動されている話。新規就農プログラムの話や野菜の調理の仕方などなど幅広く教えて頂きました。自分の事業がもっと大きくなったら、教えて頂いたおしゃれな野菜を使って商品を作ってみたいと更に夢は膨らむ。
毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。