秋田のコロコロかわいい「だまこ鍋」
「きりたんぽ鍋」はとても有名ですが、「だまこ鍋」はご存じですか?実は「きりたんぽ」も、「だまこ」も秋田の郷土料理です。
私は「きりたんぽ」が大好きなのですが、うちの周りでは、きりたんぽは、お鍋のシーズンしか売っていませんし、1パックに5本位しか入っていないので、1人一本しか食べられない…。うう、もっと食べたい!
「好きなものをおうちでゆっくり、おなか一杯食べたい!」が私のお料理魂に火をつけます(笑)
そもそも「きりたんぽ」とは
このように、きりたんぽを作るには、かなり手間がかかるのですが、同じ味をもう少しお手軽に食べることができるのが「だまこ」なのです。
【だまこの作り方】
①炊きたてごはん200gに対して、小さじ1杯の片栗粉をまぶす。
(片栗粉を入れない方もいらっしゃるそうです。)
②①を半殺しにする。
※「半殺し」は、怖い表現ですが、お餅のように完全に潰さず、ご飯の米粒を半分だけ潰すことを言います。おはぎやぼたもちを作る時にも半殺しにします。地方によって、ご飯のつぶし加減は異なるようです。
③②を、手に塩水をつけながら、一口サイズに丸める。
④③に焼き目をつける。うちは魚焼きロースターで焼きます。
(だまこは焼き目をつけない方もいらっしゃるようですが、私はきりたんぽ風にしたいのと、荷崩れを防ぐために焼き目をつけます。)
⑤焼きあがった「だまこ」をお鍋に入れる。
本当の「だまこ鍋」の具材やスープ、味付けはきりたんぽと同じで、比内地鶏のだし汁に醤油や味噌などで味を付け、地鶏やネギ、セリ、マイタケ、ゴボウと一緒に煮るのだそうですが、今回は鶏つくねと一緒に煮て、コロコロかわいいお鍋にしてみました。
こうやって食べると「だまこ」にお鍋のおつゆが染み込んで、最高に美味しいんですよ!!
お鍋の具材は「大人のお仕事」。ごはんを潰したり、丸めたりするのは、「子供のお仕事」。のようにして、親子でお料理しても、とても楽しいですよ♪
※2022年3月29日に一度投稿したのですが、誤って記事を削除してしまったため、再投稿しております。
この記事が参加している募集
毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。