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不器用な1人目の子育て
私には3人の子供がいます。
一番上の長男(ゆうちゃん)は中学2年生。2番目の長女は6年生。そして、末っ子は5歳の女の子です。
兄弟の下に行けば行くほど、親は子供に甘くなってしまいます。自分は3姉妹の長女なので、末っ子は「ずるいな。」と思ったことが何度もありました。
なので、自分の子供はできるだけ「平等に育てよう!」と心掛けて育ててきたのですが、結論。「無理!!」(笑)
それは、親がえこひいきをしているわけではなく、一人目の子供を育てる時には、知識もなく、親の器がまだ小さいので、禁止事項をたくさん作らないと、子供に危険な目に合わせてしまうと思うからです。加減がわからないのですから、仕方ないです。
3人も子供を育てると、スリッパを舐めたって、保育園にいく時に、服が上から下まで「どピンク」でも、チョコレートデビューが早くても、危険なことをしているのではないので、怒らなくてもいいじゃん♪って思うようになりました。
ゆうちゃん。ごめんね。私はあなたを怒り過ぎました。
例えばこんなことがありました。
長男が年中さんの時です 。
幼稚園の園庭に、イチゴが植えられているプランターが置いてありました。幼稚園のお迎えの時間に、息子が駆け寄ってきて、息子の手を見ると、真っ赤に熟れたイチゴが握られています。
「それどうしたの?」と聞くと、「〇〇ちゃんが取ったから、僕も取った。」と話します。
今考えてみれば、幼稚園の園庭に置いてあるものですから、子供がちぎって困るものはおかれているはずはありません。でも、その時の私はそれを理解していなかったのです。
幼稚園には何十人もの子供がいて、みんなが「イチゴを食べられる日を楽しみに待っていたのではないか?」それから、「自分以外の誰かがやったから、自分もやったという考え方」が許せなかったのです。
担任の先生の目の前で、私は息子を大きな声で、叱りつけてしまいました。
これは、明らかに私が間違っていました。
息子はまだこの日のことを覚えているのかな?
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それから、年中さんになり、遠足の前日の事。明日のおやつを買いに、スーパーへ行きました。
すると、お菓子売り場へ行く前に、「ガチャ」に捕まりました。「お菓子はいらないから、これをやりたい!」と猛烈に主張してきます。そして、テコでも動かない。
長男は、ごまかしがきかず、なかなか頑固なタイプの子でした。かなり長い時間をかけて説得したのですが、息子の気持ちは変わりませんでした。そして、とうとう私は根負けして、ガチャをすることを許可してしまったのです。
そして、次の日の遠足のお菓子は、本当に「なし」で登園させました。
遠足の次の日、担任の先生から、遠足の時の様子を聞きました。みんなでお弁当を食べた後のお菓子タイム。お菓子を持っていなかった息子の為に、何人かのお友達と先生が、息子にお菓子を分けてくれようとしました。
でも、息子は誰からも、全くお菓子を受け取らなかったのだそうです。この時に、息子はどんな気持ちだったのだろう…。
この日のことは、10年以上たった今でも、思い出すと胸が痛くなります。
私がしたことは、これで良かったのだろうか???
今の自分なら、きっと「ガチャ」を諦めさせて、お菓子売り場へ連れて行くことができるでしょう。そうすれば、クラスのお友達と同じように、楽しくお菓子交換をさせてあげられたに違いありません。
でも、4歳児であっても、「自分が言ったことに責任を持つ」ことを学ばせてやれたのかもれないけれど、心に傷を負わせてしまったのかもしれないとも思います。
少し勇気を出して、この時のことを息子に聞いてみようと思います。
毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。