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人生のターニングポイントを迎えた私に、「人生を豊かに生きる方法」を教えてくれた本

2021年12月25日に発売された山口拓朗さんの『ファンが増える! 文章術---「らしさ」を発信して人生を動かす』を読みました。非常に大切なことに気づかせて頂きましたので、投稿します。

「私」が「私らしく」あることが、人生においてどれほど大切な事なのか。「自分らしく」生きることは、当たり前のようですが、上手くできずに悩み苦しんでいる人はたくさんいると思います。自分「らしく」いられなければ、自分自身のエネルギーの循環が滞り、窮地に追い込まれてしまうのですね。

私がSNSの毎日投稿を始めて3か月余り。SNSを始める前、私が持っていたSNSのイメージは、ネガティブなものばかりでした。しかし、実際に始めてみると、SNSの世界は「心が通い合い」、「素敵な人たちに出会える場」だったのです。

そして、SNSへの投稿が楽しくなり、毎日続けられるようになりました。すると、SNSを始めた頃とは、また違った悩みが出始めました。「誰かの役に立つ記事を投稿して、もっとたくさんの人に読んで欲しい」という欲です。

私なりに、「読み手の気持ち」を考えた投稿を意識して、記事を書くことを心掛けていました。ネットを見ると「〇〇する為のたった1つの方法」のような投稿は人気ですが、自分にはそのようなネタはたくさん作れないと思っていましたし、書きたい文章ともちょっと違います。

この本では、「だし巻き卵の焼き方」を投稿したら、どんなことが起きるのか?が、例として挙げられていました。その投稿を読んだ人は、だし巻き卵を食べたくなって、自分で作るかもしれない。その読者が「だし巻き卵を作る」という行動を起こすきっかけを作ったことになります。これが、「自分が誰かに与える影響」。

だし巻き卵を食べて、喜ぶのは読者だけではなく、家族も喜んでくれるかもしれない。こうして幸せはどんどん伝播していく可能性が大いにあるのです。なんと夢のあることでしょう!これが「影響力」なのだと実感できました。

自分では何気なく投稿した「だし巻き卵」の記事が、「立派な人助けになる」「価値があること」なのだと、この本は教えてくれました。

そして、自分が発信している内容を振り返ってみました。そう言われてみると、私の記事を読んでくれた方が、「共感します!」「やってみます!」というコメントが少しずつ頂けるようになってきています。ノウハウが書けなくてもいいのですね。

ずっと私は「誰かの役に立ちたい」と思ってきました。発信を始めて数か月、実はすでに、私は誰かの役に立てていたのです。「驚きと安堵と喜び」が一気に押し寄せました。

それから、この本を読んでいて「気になる表現」がありました。それは「味わい尽くす」という言葉です。良い感情も悪い感情も「味わい尽くす」。最初は、この言葉をサラッと読み流していたのですが、この本には「味わう」という言葉が繰り返し出てきます。

私の少ない語彙力で「味わい尽くす」を表すと「腑に落ちるまで考える。」「自分の心がもういいよ。と満足するまで感じる。」としか言いようがありませんでした。

しかし、この本を一通り読んだ後、温泉に行きました。温泉に浸かっている時に、「感情を味わい尽くす」を実感できたのです!

それは、温泉に浸かって、いつも通り「はぁ~気持ち良いなぁ~。」と思っていたのですが、この感じ方はまだまだ浅いのです。美味しいショートケーキの「いちごだけをつまみ食い」をした感じ。感情はもっと深く感じることができるのです。

目の前に「幸せエネルギー」は十分にあったのに、自分がそのエネルギーを心の中の「幸せメーター」が「満タン」になるまで取り込んでいなかっただけだったのです。なんてもったいないことをしていたのでしょう…。

自分にとってマイナスな感情も同じですね。マイナスなことをとことん味わうことはとても辛いことですが、それをするから、「納得できる」「心地悪さから脱しようとする」「次にどうしようか?を本気で考える」ようになるのだと思います。

この本に書いてあることを実践すれば、自分の発信に自信が持てるようになると思います。私はこれからもっと「誰かに良い影響を与える文章」を書けるようになりたいです。

とても深く、大切なことに気づかせて下さり、本当にありがとうございました!!

(※2022年1月8日に投稿した記事ですが、誤って削除してしまった為、以下再投稿致します。)

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