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ChatGPTに企業向けのDX提案書を考えてもらった

あちこちで世間を騒がせているChatGPTですが、試しに企業向けのDX(デジタル・トランスフォーメーション)提案書を考えてもらいました。今回は日本語で質問しても英語で答えが返ってくるので「日本語で」を質問に入れて聞いています。

提案先は、「大企業の人事部門」という設定です。

質問】大企業の人事部門にデジタル変革を提案する提案書の目次を考えて
<ChatGPTの回答>
1. 概要
2. 背景と文脈
3. 現在の人事のプロセスと課題
4. HRのデジタル変革の利点
5. 事例とベストプラクティス
6. 提案する解決策と実施計画
7. 変革の利益とROI
8. 結論と勧告
9. 行動計画とタイムライン

よくある提案書のテンプレートといった感じでしょうか。「1. 概要」パートを考えてもらいました。

【質問】提案書の概要パートを日本語400文字で書いて
<ChatGPTの回答>
この提案書では、大企業の人事部門に対してデジタル変革の提案を行います。現在の人事のプロセスには、効率性や効果性の改善の余地があると考えられます。デジタル変革は、人事のプロセスをより効率的かつ効果的にすることができます。本提案書では、デジタル変革によってもたらされる利点やHRのベストプラクティス、実施計画について詳細に説明します。最後に、デジタル変革の実施が大企業の人事部門にとって有益なことが示されます。本提案書を通じて、人事部門のデジタル変革に対する意識向上と実施への一歩を踏み出すことが望まれます。

提案先の部門を違う部署名に入れ替えても成立しそうな文章です。

次に「2. 背景と文脈」パートです。

【質問】「2.背景と文脈」のパートを日本語100文字以内で書いて
<ChatGPTの回答>
「2.背景と文脈」は、現在の人事部門における課題や変化を説明するためのセクションです。ここでは、業界トレンドやビジネス環境の変化、現在の人事プロセスの課題などを簡潔に示します。この情報をもとに、今後の人事部門の方針やアプローチについて考察することができます。

パートの説明となってしまったので、質問の仕方を変えてもう一度トライ。

【質問】それを具体的に教えて
<ChatGPTの回答>
・業界トレンド:デジタル技術の利用が拡大し、ビジネス環境も加速的に変化しています。
・現在の課題:人事部門においては、手作業に基づくプロセスや効率性の低いシステムなど、課題が多いと考えられます。
・変化の背景:企業の成長や効率性の向上を図るため、人事部門もデジタル変革を求められています。

まあ、こんなもんでしょうか(笑)
「3. 現在の人事のプロセスと課題」を聞いてみました。

【質問】大企業における現在の人事のプロセスとその課題について詳しく教えて
<ChatGPTの回答>
現在の大企業の人事のプロセスには以下のような課題があります:

1. 手作業に基づくプロセス:人事プロセスは、多くの場合手作業に基づいて実施されています。このため、作業時間が長く、ミスも多くなりがちです。
2. 効率性の低いシステム:現在の人事システムは効率性に欠けている場合があります。情報の重複やデータの不整合などがあり、業務効率の改善が困難です。
3. 遅れた情報共有:人事情報は、多くの場合遅れた情報共有が行われます。これにより、正確な情報が得られず、作業効率の改善に支障が出ます。

これらの課題から、人事部門のデジタル変革が重要となっています。デジタル技術を活用することで、手作業に基づいたプロセスを自動化し、効率性を向上させることができます。また、正確な情報共有やデータ管理の自動化も実現できます。

人事部門は手作業のプロセスが多いのでしょうか(笑)

「4. HRのデジタル変革の利点」も聞いてみました。

【質問】HRのデジタル変革の利点とは?日本語1000文字以内で教えて
<ChatGPTの回答>
大企業の人事部門のデジタル変革によって得られる主な利点は次のとおりです:
1. 業務効率の向上:デジタル技術を活用することで、手作業に基づいたプロセスを自動化し、効率性を向上させることができます。
2. 情報の正確性の向上:デジタルシステムを使用することで、情報の重複や不整合などから解放され、正確な情報を確実に得ることができます。
3. タイムリーな情報共有:デジタルシステムを使用することで、情報共有のタイムリー性が向上し、作業効率の改善が図れます。
4. スムーズなワークフロー:デジタルシステムを使用することで、人事プロセスを整理し、スムーズなワークフローを実現できます。
5. 効率的なデータ管理:デジタルシステムを使用することで、データを効率的に管理することができ、作業効率の改善が図れます。
6. 品質の向上:デジタル技術を使用することで、作業の自動化やデータの正確性向上などにより、作業品質の向上が期待できます。
7. 可視性の向上:デジタルシステムを使用することで、人事プロセスの進捗状況や問題点などがより明確になり、可視性が向上します。

これらのメリットから、大企業の人事部門においてもデジタル変革は欠かせないものとなっています。
デジタル変革により人事部門のワークフローが効率化され、タスクの自動化やデータの統合により手間が省かれます。また、データ分析を活用することで、採用やキャリアアップの戦略の策定や効果測定が容易になります。さらに、オンラインシステムを活用することで、社員や応募者とのコミュニケーションがスムーズかつ迅速になり、採用やキャリアアップのサポートが向上します。これらのメリットにより、人事部門はより効率的で成功に繋がる組織になり、企業全体の目標の達成に貢献することができます。

まぁそうだろうなぁという内容ですが、人事部門の経験やそもそもビジネス経験がない人でも、何も考えずに"提案書風の資料"を作れちゃうというのが凄い。

【質問】人事部門におけるデジタル変革の成功事例を日本語で教えて
<ChatGPTの回答>
1. メルカリ:人事部門は、タスクの自動化とデータ分析を活用して、効率的な採用プロセスを実現しました。これにより、採用スピードが向上し、社員のキャリアアップのサポートも向上しました。
2. グーグル:グーグルは、人事部門のワークフローを効率化するために、社員のパフォーマンス評価システムを導入しました。このシステムを活用することで、社員のキャリアアップのサポートが向上し、組織全体のパフォーマンスも向上しました。
3. スズキ自動車:スズキ自動車は、人事部門のワークフローを効率化するために、社員のトレーニング管理システムを導入しました。このシステムを活用することで、社員のキャリアアップのサポートが向上し、組織全体のパフォーマンスも向上しました。
4. デル:デルは、人事部門のワークフローを効率化するために、社員のキャリアパスマッピングツールを導入しました。このツールを活用することで、社員のキャリアアップのサポートが向上し、組織全体のパフォーマンスも向上しました。
5. アマゾン:アマゾンは、人事部門のワークフローを効率化するために、社員のパフォーマンス評価システムを導入しました。このシステムを活用することで、社員のキャリアアップのサポートが向上し、組織全体のパフォーマンスも向上しました。
6. サムスン:サムスンは、人事部門のワークフローを効率化するために、社員のキャリアアップのサポートシステムを導入しました。このシステムを活用することで、社員のキャリアアップのサポートが向上し、組織全体のパフォーマンスも向上しました。

うーん、具体的な社名が出てきたのは凄いけど、これ本当か?ということで、深堀りしてみました。

【質問】メルカリの事例をもっと詳しく教えて
<ChatGPTの回答>
Mercedes-Benzにおいては、人事部門のワークフローをデジタル化することにより、採用からトレーニング、評価、キャリアアップまでのプロセスを効率化しました。具体的には、採用業務の自動化、社員のキャリアパスマッピングのサポート、オンライントレーニングシステムなどを導入しました。これにより、人事部門は手間のかかる業務を軽減し、社員のキャリアアップをサポートすることができるようになりました。

ダメだこりゃ(笑)

リリースから6日間で100万ユーザーが登録したという驚異のAIサービスですが、まだ生まれたばかりの赤ん坊。

今後、私たち人類の想像を超えるスピードで進化していくであろうこのスーパー赤ちゃん「ChatGPT」の未来にワクワクするとともに、世界がどんなふうに変わってしまうのだろうかという不安も入り混じっているというのが正直なところです。


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