AIと一緒に考える 3つの失敗原因と50%のリスク!要件定義の罠と初心者の誤解!成功を導くプロジェクトマネジメントのポイント
WHAT IS ARTICLE
そこで、iPM naviに参加している大手コンサルファームの社員・出身者が、実際に”プロのPMアドバイザー”で参画した失敗プロジェクトを立て直した実例を紹介します。
お疲れ様です、ゆーろー@常駐しないPMOです。
プロジェクトマネージャーとして、初めてプロジェクトを担当すると、失敗する可能性が高いものです。
失敗は避けられないものではありませんが、失敗した経験から学び、次回は成功に向けた改善を行うことができます。
そこで、私も参加しているiPM naviとAIがコラボレーションして、あなたに向けたスキルアップできる情報を配信しています。
1.はじめに
プロジェクトマネージャーを目指す皆さんへ向け、失敗プロジェクトから学ぶプロジェクトマネジメントの重要性に焦点を当てます。
開発したシステム機能とクライアントの要件の一部漏れが原因で起こったリリース遅延の事例をもとに、プロジェクトが破綻する3つの原因とその回避策について探ります。
初心者プロジェクトマネージャーの失敗から、成功への道を見出すためのヒントをご紹介します。
2.プロジェクト失敗の事例
2.1.プロジェクトのスコープと体制
・クライアントの情報システム部で基幹業務の新規開発を実施
・受注荷管理、出荷管理、在庫管理がシステム化対象
・中堅SierのA社が開発全般を請け負う
・開発体制は業務チーム、基盤チーム、テストチーム、管理チームで構成
・プロジェクトマネージャーはA社の佐藤(PM初心者)
2.2.失敗プロジェクトの内容
現在の作業は、ユーザーテストフェーズです。
「開発したシステム機能がクライアントの業務要件とシステム要件の一部が漏れたことで、リリース日が遅延するする」という問題が起こりました。
当該フェーズを50%消化した頃に、クライアントが、プロジェクトの最終フェーズであるユーザーテストを実施していると、一部のシステム機能がクライアントの要求仕様と異なる動作をすることが判明しました。
そのため、クライアントの要求仕様の確認を行い、プログラムの修正を行う必要が出てきました。
そこで初心者プロジェクトマネージャーは、プロジェクトオーナーに「システムのリリース日の延期」を求めました。
しかし、プロジェクトオーナーからは
「ユーザーへは、新ビジネスの公表していることから、リリースは変更できない!」とクレームがありました。
初心者プロジェクトマネージャーは、この問題を回避することができず、
・システムのリリースが大幅に遅れた。
・スコープの再設定と実現作業による大幅な工数の超過が起こった。
このようにプロジェクトが破綻して失敗に終わりました。
**守秘義務により企業名・団体名・個人名等は架空名称となります。
3.失敗の原因
この原因は、以下の通りでした。
(1)クライアントの業務要件とシステム要件の抜け漏れがあった。
(2)要件定義を行うメンバーがクライアントの業務要件とシステム要件を理解できなかった。
(3)要件定義書が未完成のまま、プロジェクトを進めた。
4.プロジェクト失敗の分析
初心者プロジェクトマネージャーの失敗から、経験豊かなiPM naviのプロコンサルの知見とAIパワーが結集し、成功への道を見出すためのヒントを考えました。
ここからは、動画でご紹介します!
また動画の後半ではiPM naviのコミュニティに参加しているメンバーからのQAにお答えしてます!
*画像をタップすると動画が開始します。