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アートプランニングとヨガ講師をしています。 アートが好き、ヨガが好き、心も体も元気に生きる、そんな生き方を探求中。

マガジン

  • 「日常の手触り」展@すみだ向島EXPO2024

    すみだ向島EXPO2024にて開催する展覧会「日常の手触り」(2024年10月11-14日)に関するお知らせ等を掲載します。皆様のお越しを心よりお待ちしています。 === 展覧会『日常の手触り』@すみだ向島EXPO2024 日時  :2024年10月11日(金)-14日(月)      10時~18時(初日のみ12時スタート)※入場無料 出展作家:樫内あずみ @kashiuchi_azumi      Ichi     @ichiart292      小針麻記子 @1981kobari 会場  :イタリアンCaffeほっぺ(2F)      墨田区京島3-21-8 キラキラ橘商店街 BIG-A前      ℡ 070-1247-3806 京成曳舟駅から徒歩 約10分 企画  :Art+Life 西山由里子 @yurinco555 ※会期中、作品販売も行っています。

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グループ展「日常の手触り」in すみだ向島EXPO2024(ご案内)

初めての展覧会「日常の手触り」を企画しました。大好きで皆様にもぜひ知っていただきたい3名の作家、樫内あずみさん、Ichiさん、小針麻記子さんをお誘いし、墨田区京島地域で開催されるアートイベントである街なか博覧会「すみだ向島EXPO2024」に参加させていただきます(10月11日~14日の4日間)。すみだ向島EXPOもあわせてお楽しみに、ぜひぜひお運びいただければ幸いです。 ※すみだ向島EXPO:すみだ向島EXPOは、コロナ禍の2020年に始まり、この5年間途切れることなく続

    • 「手触り」について思い出してみる

      「日常の手触り」展のプロフィールパネルでは、各作家に「好きな手触り」「忘れられない手触り」を聞いて掲載しました。そして、会期中は来場者の皆さんにも書いていただきました。面白いので文字起こししてみました。 みんなの「好きな手触り」プーさんのぬいぐるみ ビーチの砂 粘土をこねているときの堅さが均一になった時の感触 猫の毛 犬の毛 すべすべしたセスジスズメの幼虫の体 絵の具を指でぐにゅっとさわった時 精度よく精密に組み込まれた機会をカチカチと操作する感触 あずみちゃんのえのひょう

      • 展覧会序文「日常の手触り」について

        忘れられない「手触り」ってありますか? 意外とぱっとは浮かばない人も多いのではないでしょうか? 少なくとも私はそうでした。忘れられないもの、懐かしいものを考えた時、浮かぶのは気持ちのする匂いや味、美しい景色や心を震わす音楽だったりして、五感と言われるもの中で手触り、つまり触覚は意識されにくいものと感じがしました。あまりにも身近、そしてその他の感覚とともに使うから記憶に残りにくいのでしょうか。 「触覚は人間が生まれた時、一番最初に持つ感覚である」と聞いたことがあります。 一番

        • 日常の手触り作家紹介③小針麻記子さん

          麻記子さんの作品を初めて見たのはつい最近。今年7月にIchiさんと二人展をされていた時になります。インスタで見ていたら、ニットみたいで素敵な色合いの絵を描くんだな~と思っていましたが、実際の作品を見せていただくと、ものすごくパワフル。普通の画用紙に絵具で描いているだけなのに、色使い、筆遣い、一つ一つが独特の質量を持っているのです。 また、自分の体をなぞったちょっと前提アート風な作品、ニットで作りこまれた本、ドライフラワーをコラージュした作品。その作風の発想、幅広さもちょっと

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        グループ展「日常の手触り」in すみだ向島EXPO2024(ご案内)

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        • 「日常の手触り」展@すみだ向島EXPO2024
          10本

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          日常の手触り作家紹介②Ichiさん

          Ichi(いち)さんは、どこか不思議な人。 いつも何とも言えない柔らかい微笑みを浮かべて、ビール缶片手にどこか遠くの青空を見つめているような。 以前一緒にヨガとお絵描きのワークショップを開きました。私がヨガを教えて、Ichiさんはお絵描きを教えるというものだったのですが、Ichiさんは絵を描く前に誘導瞑想からスタートしたんです。とってもびっくりしました(笑)。でも気持ちよくてみんなとても素敵な絵が描けたのでした。 私よりもよっぽどヨギーな感じのナチュラルなIchiさん。遠くを

          日常の手触り作家紹介②Ichiさん

          日常の手触り作家紹介①樫内あずみさん

          樫内あずみさんは、木の板にアクリルで抽象と具象が混ざったような絵画を書かれる画家さんです。20代前半から活動を開始していますが、手で触ることのできる「触れる絵画」や、その人の話を聞いて即興で絵を描き、さらにその絵を観ながら応援メッセージをくれる「絵詠み」というセッション等、独自の活動を展開されています。絵画を見ると柔らかい中にいろいろなものがうごめているような不思議な奥行きの魅力を感じられると思います。ご本人は植物への思いがとても強く、植物の持つ優しさや生命力がおあふれている

          日常の手触り作家紹介①樫内あずみさん

          【ほっぺさんとコラボ企画】特製のテイクアウトカップをご用意しています!

          私達の展覧会「日常の手触り」もあと1週間後に迫ってまいりました。 作家の皆さん、出展作品の準備の合間に素敵な記念グッズを用意してくれています。 なんとそれは、作家さん特製のカップシール! 今回、会場をお借りするイタリアンCaffeほっぺさん。マダムと、せっかくなので何かコラボ企画をやりたいですね~、とお話しておりました。そこで思いついたのが、テイクアウト用のカップに作家特製の手描きシールを貼ってお出ししようと!ほっぺさんのおいしいドリンクとともにとっても手軽に作家の作品を楽し

          【ほっぺさんとコラボ企画】特製のテイクアウトカップをご用意しています!

          すみだ向島EXPOおすすめ情報

          今年もついに10月5日から約1か月間、「すみだ向島EXPO2024」がスタートします! 私が企画する展覧会「日常の手触り」は、この「すみだ向島EXPO2024」に参画する形で開催します。街なか博覧会と銘打った「すみだ向島EXPO」、そして開催される京島近辺の街の魅力を、本当に簡単ながらお伝えしてみます!ぜひ、実際に歩いてみてご自身で魅力を発見していただけたらと思います。 懐の深い町~古民家のある街並みを舞台にした現代アートのお祭りこのEXPOは一般財団法人八島花文化財団が主

          すみだ向島EXPOおすすめ情報

          ナツノカホリには美女が似合う

          展覧会「ナツノカホリ」、無事終了しました。 晴れたり雨降ったり、変化の多い週末でしたが、沢山のお客様に来ていただけました。ありがとうございました。 ナツノカホリ、感じられるかなと心配していた鈍感な私ですが、4人の作家さんが出してきた新作はどれも力作で、それぞれが持つ独自の世界観を堪能しました。それにしてもやっぱり「夏は海」なのでしょうか。表現方法は全く違いますが、開けてみたらみんな海につながりがある作品でした。 恒例の作品所感を書きたいと思います。今回は作家さんと一緒に作品写

          ナツノカホリには美女が似合う

          夏をテーマにした4人の作家による新作展覧会「ナツノカホリ」(予告)

          今年はあんまり梅雨っぽくないですが、この夏も暑くなるのかなあ、、なんてそろそろ気になり始めましたね。 MIKAZUKI ARTでは「春の桜の展覧会」に続き、6月22,23日に季節シリーズで4人の作家による展覧会「ナツノカホリ」を開催します。会場はおなじみ、南青山にあるGallery Aoyama Iyasakaです。 夏って、あらゆるものごとの圧が高い、そんな時期な気がします。都心に住んでいるからかもしれないけれど、むっとする空気、強い日差し、町の喧騒、すべてが膨張して自己

          夏をテーマにした4人の作家による新作展覧会「ナツノカホリ」(予告)

          縁をつなげていくことから…藤田嗣治と現代作家展

          4月のGW前半の3日間、藤田嗣治と12人の現代作家による展覧会がGallery Aoyama Iyasakaにて、開催されました。小さな作品が集まるかわいい展覧会でしたが、多様な経歴と手法を持つ個性が縁あって集まり、それぞれが夜空の星々のようなきらめきを放っていました。 今更ながら個々の作品への所感 それぞれ個性が際立っていて見ていて楽しい作品ばかりでした。感想を書きながら記憶の中で反芻する時間も幸せなものですね。 ○樫内あずみ/アクリル insta @kashiuch

          縁をつなげていくことから…藤田嗣治と現代作家展

          「藤田嗣治と現代の作家たち」展~未来のアーティストが育ち羽ばたくサロン文化を夢見て(予告)

          「人は一人で生きているわけではない」ということは、私にとって、常日頃から感じさせられる事実ですが、孤独な戦いをしているように見えるアーティストの世界でもそれは同じ。素晴らしい力量を持つ作家も、見出す人、応援する人、買ってくれる人などがあってこそ世に出ることができます。また、切磋琢磨する仲間がいることで、作品に化学変化が起きたり、新しい取り組みへのきっかけにもつながります。つまり「人との出会い」って本当に大きいです。 そんな枕詞を付けたくなるような展覧会が、4月のゴールデンウィ

          「藤田嗣治と現代の作家たち」展~未来のアーティストが育ち羽ばたくサロン文化を夢見て(予告)

          句会のような茶会のような・・・「春の桜の展覧会」振り返り

          3月30~31日、南青山にあるGallery Aoyama Iyasakaで「S・A・K・U・R・A 春の桜の展覧会」という企画展が開催されました。当日は、4人の勢いある現代作家による桜をテーマにした新作が並び、お客様にサロンのような心地よい空間をお楽しみいただいていました。 桜の開花とともに始まった桜の企画展今年は3月が寒くて珍しく桜の開花も遅れて、ようやく3月末に花開いたのでした。偶然ではありますが、まるでそれとちょうど歩を合わせるかのように、青山学院の横の道を入ってい

          句会のような茶会のような・・・「春の桜の展覧会」振り返り

          春の桜に誘われて…展覧会「S・A・K・U・R・A」

          今年の3月は珍しく寒くて、花見の気分にもならない今日この頃だけど。 東京でちょうど桜が美しく咲きそろいそうなタイミング、3月30-31日に春の桜をテーマにしたグループ展が開催されます。出展するのは4名の実力派な女性作家たち。この展覧会のために桜をテーマにした新作をご用意してお待ちしています。ぜひ「アートで花見」をしにきてください。簡単に各作家さんを紹介をしますね。 樫内あずみ今年30歳になる樫内あずみさんはアクリルで木の板に抽象的な絵を描きます。その絵と同じように、若いのに

          春の桜に誘われて…展覧会「S・A・K・U・R・A」

          祈り・藤原新也展

          寒い冬の雨の中、世田谷美術館の藤原新也展を見に行った。 名前を知ってはいたけれど、活動や作品はあまり知らなかった。なんとなく先鋭的なイメージがあったので、ギトギトとした世の中を鋭く切り取るようなジャーナリスティックな写真なのかな、と思いながら訪れた。 世田谷美術館の展示室への長い廊下を通って最初にあったのは、昼間にも関わらず、静まり返った東京の道路の景色、それはコロナで社会が完全に止まってしまったときのもの。そして早朝に咲き始めた蓮の花、「死ぬな、生きろ」の書、小さなマッチ

          祈り・藤原新也展

          クリスト「包まれた凱旋門」展

          2023年、ノートを書くことにしました。 私は、アートとヨガを愛するyurincoと申します。 アートもヨガも生きることの本質を教えてくれるものだと思っています。 どちらも学び中の初学者ですが、少しずつその楽しみを伝えていきたいと思っています。 さて、年始早々、六本木に近い東京ミッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「クリストとジャンヌ=クロード”包まれた凱旋門”」を見に行ってきました。(展覧会は2/12まで) クリストといえば、黄色いパラソルが景

          クリスト「包まれた凱旋門」展