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栄養を知る上で知っておきたいこと

こんにちは( ✌︎’ω’)✌︎谷中ゆりです。
テレワークになって、約1ヶ月。中々家にいることになれず落ち着きません。


この状況になって、改めて日々の食生活で免疫を高めることの大切さを感じでおります。

以前書いた記事で、「現代の食生活が人々にもたらすもの」について書いたのですが
そもそも栄養ってなんだろう?という疑問を抱いた方もいるのではないでしょうか。

人々が生きていくためには、体内で体を作る成分となり活動のエネルギー源になるものが必要です。
生きていくために摂取すべき食べ物中の成分を「栄養素」と言います。
食べることにより、常に栄養を補充していかなければいけません。

体を作る成分のうち最も多いのは、水分で約50%で次に多いのがたんぱく質とミネラルです。
私たちが一番多く摂取しているのは糖分ですが、体内に残る量はごくわずか・・。

理由は、糖質がエネルギーとして消費されやすいことと過剰な糖質は脂肪に変換され体内に蓄積されるためです。
体の成分は、常に少しづつ入れ替わっているため毎日とる栄養素がとっても大事になるのです。

日々の食事で必要な栄養素が満たされないと活動量が低下するだけでなく、感染やストレスへの抵抗力が下がり病気にかかりやすくなります。

新型コロナウイルスで大変なことになっている”今”栄養について知ることも大切だと思います。

それではさっそく”栄養に関する基礎”をみていこうと思います^^!

食品には、3つの機能がありそれそれ役割が異なります。1つずつ説明していきます。
《一次機能について》
栄養機能のことを指します。
体成分を作る素材で、たんぱく質・糖質・脂質・ミネラル・ビタミンの五大栄養素の働きのことです。
このうち摂取量の多い全三者を三大栄養素と言い、栄養素の体内での働きは大きく分けると下記の3つになります。

【熱量素】
エネルギー源となる働き。主に糖質と脂質です。たんぱく質もエネルギーとなります。

【調節素】
生理作用を調節する働き。
ビタミン、ミネラル、たんぱく質が該当します。

【構成素】
体を作る成分となる働き。
臓器や血液、生体膜などを構成する成分です。

一次機能が大切な役割を担っており、大切な機能であることはご理解いただけたかと思います。

大体の栄養素が食品から摂れるのですが、栄養素の中には人の体内で合成できないか、もしくは合成できても必要な量が足りないたため食事を通して摂らなければならないものもあり、
食事を通して摂取しなければいけない栄養素を「必須栄養素」と言います。
ビタミン13種とミネラル16種が必須栄養素になるのですが、正直「日々の食事で摂るのは無理じゃない・・・?」と考える方もいると思います。
そこで、サプリメントなどを使い上手に摂取するというのも一つの選択肢ではないでしょうか。

《二次機能について》
感覚機能のことを指します。
食品の香り、味、色、歯ざわりなどの五感に関係し、食品の嗜好性に影響します。

そもそも、食べ物を食べるとどうして「美味しさ」などの嗜好を感じるのでしょうか?
これは、食べた時の化学的・物理的刺激が口腔や鼻などの感覚受容器で受け取られ、神経を通って大脳皮質に送られ
食物の風味として評価された結果です。
その味や匂いなどの感覚が食物を認識させ、危険なものを食べないように注意させ、食欲を増進させてくれるのです。
さらに、唾液・胃液・膵液の分泌を刺激し消化吸収の活動を活発にしてくれます。

《三次機能について》
生体調節機能のことを指します。
成分をとることで体の調子を整えて健康状態を良くし、病気を予防するという保健効果があります。

特定保健用食品(トクホ)などが代表的な食品になります。
特定保健用食品は人による臨床試験で効果が認められているものですが、
いわゆる”健康食品”は機能性成分がはっきりと認められていないものも存在します。ダイエットに関心を持つ人々を対象にした低カロリー食品などもいわゆる”健康食品”の仲間です。

ここまで長々と書くと「じゃあ何をどのぐらい摂取すればいいのだろう?」という声が聞こえてきそうですm(_ _)m
そこで「何を」「どれだけ」が見てわかる食事バランスガイドについて紹介したいと思います。

人の健康は毎日の食生活の中で、何をどのぐらいどのようにして食べるかに大きく左右されています。
栄養価の高い食品だけを摂取してもダメですし、炭水化物ばかりの食事でもダメです。
色々なものをバランスよく摂取するのが理想なのですが、それをわかりやすく図で表したのが厚生労働省および農林水産省のサイトで公開されている”食事バランスガイド”です。

コマのような形をしており、水やお茶を軸とし何を多く摂取したらいいのかなどがわかるようになっています。
ぜひ、一度見て今現在の自分の食生活がコマと比較しどのようになっているか確認してみてください。

そうすると、自分に足りない栄養素がどれなのかわかるかと思います。

「農林水産省 食事バランスガイド」
https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/

今日は、この辺りで私の話は終わりです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました(^ ^)

次回からは、より詳しく栄養について書いていきたいと思います。

また、お会いしましょう〜!

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