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肌にコンプレックスを持っている自分が初めて美容皮膚科に行った時の話

自分は美容皮膚科に通っています。
というのも、学生時代からニキビが良くできて、大人になってからは落ち着いたものの、赤みや凹みのニキビ跡に悩んでいました

時々気はなっていたものの、皮膚科で相談しても保険適用外の治療になるからと言われてしまい、この悩みと向き合うことには蓋をしていました。当時お金も余裕がなく、フェス行ったり、洋服買ったり、使い道は他のことを優先していました。

ただ自分はある日ふと
「肌が綺麗になったら、ちょっと人生変わるのかな」
と思いました。

あと、自分の悩みを解決するのかを知りたくなって、一度した蓋を開けてみて、悩みと向き合うことにしました。色々調べてみると、治療代はある程度するけど、自分のニキビ跡でも症状を軽減できそうな治療があったので、早速カウンセリングを予約してみることにしました。

コンプレックスとは厄介なものです。気にしないときもありましたけど、やはり悩んでいるからプロに相談に行くので、「『こいつ肌汚いな』とか思われたらどうしよう・・・・」とか考えてしまいますし、
何よりコンプレックスを受け入れないと相談というのは始まらないものです。
コンプレックスを受け入れて人に話すのは、とても勇気がいることです。

そういう思いがあったので初めてのカウンセリングに行く時は超ドキドキしましたし、めちゃくちゃ早めに行きました。何より、初めて行く場所なので、緊張が尋常じゃなかったです。汗もすごくかきました。雑居ビルのエレベーターに乗った時はビクビクしていたはずです。

名前が呼ばれて、カウンセリング室に通されると営業担当のようなお姉さんとお話しして、どういうところを治したいのか、やってみたい治療があるかどうか、質問を受けました。話が一通り済むと「マスクを外してもらって肌を見せてもらってもいいでしょうか?」と言われました。(初めて行った時はまだコロナ禍だったので)

ドキドキしながら見せると「ああ、ニキビ跡で悩まれるんですね、でも新しいのはできてないですし、治療受けていただければ改善しますよ!」と言われました。加えて「お客様の中には、ニキビを無くす治療から始める方もいらっしゃいますよ」と言われました。

考えたら、この人たちは普段から色々な人の肌を見ているんだろうし、自分の悩みは他の人も悩んでいるのか、と思ったらすごくリラックスできましたし、心が軽くなりました。何より、自分の悩みが改善する可能性があるっていうのはすごく嬉しかったです。

ただ、その後には高額な治療代がかかるので、すぐにビビりましたが、「まあ自分に投資してみるか」ということで思い切って治療を受けることにしました。で、治療を受けてから終わるまではわけがわからないまま時間が過ぎていき、あっという間に帰路につきました。

結果、自分は効果があったと思い、治療に満足して、何回か治療を受けることになりました。いまも休みながらたまに治療を受けています。少しずつ肌が改善していくのが楽しいのが大きいです。

なぜ今頃数年前のこの話を書こうと思ったのかというと、この前最初にカウンセリングしたお姉さんとクリニック内で会って、治療前の自分の写真を見る機会があり、今とだいぶ肌の感じが違くて、あの時ビビりながらも治療を受けてよかったなと思ったからです。もし肌の話に限らず、自分のコンプレックスを向き合う勇気が欲しかったり、背中を押して欲しい人がいたら是非押してあげたい気持ちがあったからです。

先ほども書きましたが、「コンプレックスを受け入れて人に話すのは、とても勇気がいることです。」なので、そういう勇気を出していただける一助になれば幸いです。自分は勇気を出してみて、ちょっと人生変わったなと思います。


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