見出し画像

韓国で働いてる友人との話

昨日、仲のいい友人と飲み会をした。
音楽好きの集まりなので、フジロックのこととかを昼から楽しく話していた。

その中に数年前に韓国に移住して、韓国企業で働いてる友人が日本に帰ってきていて、色々と話した。
韓国の音楽の話、日本が意外にも海外アーティストの公演で恵まれていること、日本は公演する会場の幅が広いことなど、日本にいたままだとなかなか気づかない話を聞くことができた。

そういうリアルな話をしているメディアがないので、自分は彼の話は興味深かった。たしかに韓国にはフジロックのような大型の洋楽フェスはない。Seoul jazz festivalに行ってみたいけど、そういう感じのラインナップと規模ではない。

音楽のこともそうだけど、それより自分は彼の韓国での労働の話がすごく印象に残った。仕事は絶対的な成果主義で裁量労働スタイルで労働時間に対する意識も日本より全然低いらしい。「成果主義すぎる社会で生きてると日本のような働き方もいいなって思うときがある」というのは、ハッとさせられた言葉だ。海外で働くって響きはかっこいいし、マスコミやSNSでも日本の働き方や賃金の話はネガティブに発信されているが、そこに救われてる人も相当するいる。

それに日本は文化が多様で、韓国は日本ほどの多様性はないらしい。だから、メインストリーム以外のカルチャーが生まれるのもなかなかないみたいだ。

たしかにカルチャーが多様で、匿名性の高い街だって話を誰かがしてたのを思い出して、その話を彼にもした。いろんな出身の人が集まって、ごちゃ混ぜになってるからこそ、居心地の良さもある一方、ドライに思えてしまう瞬間もある。

他の環境で働いて、文化を感じてる人の話はとても刺激になった。

韓国に行ったら、是非再会したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?