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お気に入りレストランをパトロール

パリには何軒かお気に入りのレストランがあります。以前にも日記に出て来たことのある2軒のレストランを最近再訪したので、味のパトロールも兼ねて、紹介します。

最初はcoloré(コロレ)。日本人の方が料理を作っているカフェレストラン。店内は小さく、メニューの品数も少ないですが、いつ行ってもセンスのあるちょっと捻った日本食が食べれます。

今回は海鮮丼を頼みました。

新鮮な刺身がたっぷりと乗り、シーアスパラガス(こちらではサリコーン)がとても良い感触を与え、酢飯もすごく好みの感じでした。最高。
わさびが練りなのが残念です。


コチラは夫の注文品、チャーシュー丼
とろとろに調理された豚肉とヒラタケの相性抜群。非常にセンスが良い味付けです。日本では紫キャベツと食べる事は珍しいですが、とても合います。

金柑入りのチョコレートケーキ。最高です。3個は軽く食べれてしまします。またすぐにでも食べたい。


コチラはキャロットケーキ。コチラも美味。ですがこれは1つで充分です。


総評
やっぱり最高。ここのお店は日本人が少ないエリアなので、お客さんも地元の方達が多いらしいです。サクレクール寺院から遠くないので観光のついでにぜひ行って欲しいお店です。


そして2件目はles vinaigres(レ ヴィネグリエ)

数年前に紹介したコチラの店、今回は滞在中の母も連れてきました。


夫の注文品、ちっちゃいステーキ(こんなタイトルではありませんが、忘れたので悪しからず。)横にはパースニップのピューレ付き。少しずつ全ての具材を一緒に食べると味のバランスがよく、とにかく美味しい。


母のゴルゴンゾーラのニョッキ。ゴルゴンゾーラ苦手なので味見はしていませんが、夫も母もこれが1番美味しいと言っていました。手作りニョッキのもちもち感が最高だそうです。

私、カジキマグロのセビーチェ
驚きの組み合わせ、いちごにインゲン等。でも意外と合って美味しい。
大事なカジキマグロはイマイチ生臭さが気になります。


夫のデザート、立体的で複雑なデザート。メランゲ、ハーブ入りクリーム、クランブルと色々あってすごく美味しいですが、何味かと聞かれると全くわからない難しい味。


母のデザートはクランブルとアプリコット、ローズマリー風味のアイス。パリのレストランはローズマリーをデザートに使うことがよくあります。クセのあるデザートでしたが、さっぱりで美味しかったです。


私のデザート、チョコレートとラズベリー。甘味の少ないチョコレートが様々な形状で皿の上に乗ってます。チョコとラズベリーの酸味、合わないわけがない。ダークチョコレート好きにはたまらない一品。

総評:サンマルタン運河近くにあるので、観光、買い物ピッタリ。味は全体的にやっぱり美味しい。
ですが気になる点が二つ。まずは値段の高騰。どこの店も値上がりはしているのですが、他のレストランよりも跳ね上がりを実感しました。
そして二つ目は私が頼んだ魚料理の臭み

フランスで魚を食べるときはかなり注意しなければ臭みがあるものに出逢います。以前他のレストランで僅かですが、臭みのあるサーモンのグリルを食べて驚いた記憶があります。人生初の臭みのあるサーモン、ある程度のレベルのレストランだっただけにビックリでした。日本では臭みを感じる事は少ないと思いますが、恐らく魚の処理の仕方が違うフランスでは頻繁に起こることです。食べる側の敏感度も日本とフランスでは違うと料理人の知り合いが言ってました。が、それにしても、気になりました。
というわけで魚は料理人を選んで食べるのが1番。パリには日本の方がやっている店がたくさんあるので、魚を食べるにはそこに行くと心に誓った日でした。



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