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木の中にある家に泊まる冬。

気がついたら全く日記をあげておらず、下書きが5、6個溜まった状態になっております。これはいかんと、とりあえずこの下書き達は無視して最近の出来事を記しておこうと思います。

2023年、年明けの週末、木の中にある地方の家に泊まって来ました。

本来はグランピングなるものをしてみたかったのですが、フランスで探すとグランピングというよりも、普通のキャンピングになってしまい、全くの初心者で幼児もいる我が家としてはいきなりのキャンプは避けたく、木の家にとりあえず泊まってみることにしました。

こちらの家、入り口は写真左にあるスロープからトコトコと登っていきます。

正面から見るとこんな感じ。家の左側にスロープがあるのが見えます。


登るとそこはテラスがあり、夜にはライトアップされます。右側に入り口(スーツケースがあるところ)


室内はこんな感じ。



キッチン


洗面所


こちらの家、エディさんというおじさんが家族と過ごすために、巨大な自宅の敷地の一角に全くの趣味で建てたものだそうです。施工期間は驚きの28日!
子供たちが成長した今、貸し出しをしているとのこと。というわけで暖房完備もバッチリ、必要なものは全て揃っています。
ですが、お店などは近くにありません。なので朝はエディさんが焼き立てのパンとオレンジジュースをはるばる買って来てくれます。そしてこのパンがパリでもなかなか見かけないぐらい美味しかったです。店の名前聞くの忘れました…あぁ。

左からクロワッサン、パンヲショコラ、パンヲレザン。


今回訪れた村を地図で見るとこちら。地域はパリと同じイルデフランス。いわゆる関東地方みたいな感じで、首都と同じ地域にあります。

緑がパリ、青が今回訪れた場所le plessis-Feu-Aussoux。


2日目の朝、特に予定もなく天気も良くなかったので、近くの街coulommiers(コロミエー)までランチを食べに行くことにしました。

川と曇りの空


街の入り口付近


第一次世界大戦の犠牲者へ向けた記念碑

フランスの地方都市に来た時に困るのがレストラン問題。
過去の経験から学んだ事。
:フランス料理が食べたいなら、ある程度の金額を払った方がリスクが少ない
:平均的にレビューが少ないため、Googleの評価は役に立たない
:アジア系や中東系の料理ならハズレが少ない

というわけで我々が選んだのが、こちらのタイ料理レストラン。
一瞬レストラン?と見間違える様な看板ですが、立派なレストランです。

恐る恐る入ってみると、とてもリラックスした青年が優しく出迎えてくれました。
アジア料理店に入るとありがちですが、店員さんが大きな声でテレビ電話しているという光景です。
そんなわけで席についた私達、思い思いに注文していきました。

ハズレなしのパッタイ
トムヤムクン


タイ餅米とカレー

看板の女性を見た時の不安が一気に吹き飛ぶぐらい、全て美味しかったです。

たらふく食べた後は曇りの街を散歩。曇りで寒さの為か、人が少ないです。
散歩してたどり着いたのは当たり前のデザート。

袋のまま失礼します、毎年恒例のガレット・デ・ロワ。

今年も1月中はしっかり楽しみます。


上から時計回りにミルフィーユ、栗のムース、パッションフルーツのケーキ


そして帰り道には偶然見つけた地元の食材店。どうやら暖かい時期には果物や野菜の収穫体験などもできる様。


今回は時期が悪く閉園していましたが、近くにはサファリパークの様な施設もあり、いろいろと発見がありました。
この木の家がなければ知ることのなかったこの地域、次回は暖かい時期に日帰りで来ようと思います。

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