あなたが生まれたとき

あなたが生まれたとき、あなたは泣いていたでしょう。そして、周りは笑っていたでしょう。

だから、あなたが死ぬときは、周りが泣いて、あなたが笑っているような人生を歩みなさい。

この言葉に初めて出会ったのは、『モンキーターン』というマンガだ。協定を題材にしたマンガで、主人公のライバルである蒲生秀隆が、ネイティブアメリカンの言葉として作品中で紹介した。

簡単な言葉であるが、深い意味を持っている言葉だ。
自分が死んだとき、何人の人が泣いてくれるだろうかな。そんなことを考えながら生きてはいないが、人間いつかは死ぬときがやってくる。その時にどんな死に方をするのか。武士ではないので、かっこよく散ろうとは思っていないが、やっぱりピンピンコロリでお願いしたいものだ。

が、これは、死に方についての言葉ではい。
どう生きるかという、生き方についての言葉だ。

多くの人に支えられて生きている私であるが、では、今まで生きてきた中で、どれだけの人を支えてこられただろう。そしてこの先、もっと多くの人を私は支えられるだろうか。

どう生きるか、か。
人は心。
人とのつながりこそ、かけがえのない財産だ。