坂爪圭吾さんから牡羊座を学べ

坂爪さんの表現に触れると、読み手に熱いものが伝播される。受け取り手の中でくすぶっている、火星のリビドーなるものが、否応なく触発されるのだ。抑え込んでいるリビドーが解放されるのは快楽でありエクスタシーでもある。あぁ、これが牡羊座か！！！と叫びたくなる。


すべての女はカメハメ波を出したがっている。｜坂爪圭吾｜note

この人、牡羊座の権化だわ！！！と、どうしてもホロスコープが出したくなり、生年月日をググってみた。やっぱり太陽牡羊座だった。好奇心が止まらなくなったアタイは彼にメールを送ってみた。あなたのホロスコープを公開してもいいか？という主訴の下に、生まれ時間を教えてほしいという下心を全開にして。。。社会性という綺麗ごとでパッケージされた下心と、さらに、アタクシ決して怪しいものではございませんというリボンまでつけて、牡羊座がイラつきそうなムダにデコラティブな文章を送信。



すると、ソッコーで、「こんにちは！ご自由にどうぞ！生まれ時間は朝５時です！」という、拍子抜けするような超牡羊座的な返信が届いた。というわけで、彼のホロスコープを添付。ジャーーン♡

太陽、水星、金星、アセンダント、パラス、ブラックムーンリリスが牡羊座で、しかも1ハウスにある。お見事！！！水星と金星が上昇星であることからも、彼の発信と生業のスタイルに納得しかない。太陽とアセンダントが共に牡羊座なんて、これ以上ないくらいのモデル。（モデルというのは２０２３年に幸運を呼ぶ生き方のモデルという意味ね☆これについては最後に書きます。）


オマエの本能や本心を引き出さないクソな生き方なんてゴミじゃねーか。そんなもの今すぐ捨ててしまえ（確かにクソだ）ーー的な彼の表現の下に、純粋極まりない熱い想いや愛を感じるのは、彼がとても繊細で精神を病む程のデリケートさを持っているからなのだとわかる。特に、月が冥王星とコンジャンクションしているので、月の迷妄世界、地獄の底から這い上がってきたのだろう。

さらに、月、土星、冥王星、ドラゴンテイル、ベスタが蠍座だ。もうやばい、ゾクゾクする。対象物と一体化することが蠍座の本質であり、それが人生の大きなテーマになる。


８室は死ねるハウスだ。真剣に熱く生きれば、一番厳しいハウスだとアタイは思う。対象物（人とは限らない）と一体化して溶け合うくらいの情熱こそが生命の泉だ。本気で惚れた相手との関係性から生と死を学ぶわけだな。それを牡羊座的に追及するのだから、彼の人生は英雄でありドラマでしかない。


牡羊座的性質は頑張って身につけられるものではない。なぜなら、それは本能に根差したものだから。天秤座のバランス感覚や乙女座の律儀さ、山羊座の着実性や蟹座のホスピタリティなどは、経験を重ねることで比較的獲得しやすいものだと思う。


しかし、牡羊座の猪突猛進な「お前がどう思おうと一切知らんがな」の感じや、獅子座の圧倒的な「我あり！！！」のエネルギーは、おいそれとマネできるシロモノではないのだ。あのストレートな性質は天賦の才能以外の何ものでもないと思う。


私は太陽射手座、アセンダント天秤座なので、結局、社会性やポピュラリティが捨てられない。牡羊座火星を持っているとは言え、木星期の今、太陽に敵うわけがない。どうしても、自分の発したエネルギーによってどのような波紋が広がるかを、いつもどこかで自動計算している節がある。


かつて、私は牡羊座全開の人物が苦手だった。なんでもかんでもお前から見た世界が正しいと思うなよ！！！社会性という言葉をご存じ？あ、ご存じない？われ、しばくぞ、ごらああああああーーーーーーーーと思っていたのだ。なんと非生産的な反応をしていたのだろう、アタイ。だって、理性的な客観性を持っていたら成り立たないのが牡羊座なのだから。突き抜けて英雄になるしかない。大変めんどうくさい星座だ。


け・れ・ど・も！

けれどもですよ、みなさま！！！

来年の春分図をご覧ください。

アセンダント牡羊座に重なる木星とキロン！アタイたちがキモに銘じるべきは、もうこれだけでいいかもしれない。アセンダントにはすべてが内包されており、始まりの中に終わりが存在しているのだから。つまり、２０２３年３月２１日からの一年間は、牡羊座的に生きるしかないのです。牡羊座的に、キロンを内包した木星を使って生きるしかなく、そうでなければ、何ひとつ始まらないわけですわ。


思い立ったら即行動。スピーディで能動的・積極的に。思考が入り込む前に本能を燃え上がらせよ。さもなくば死ねーーというケンシロウとしか思えないホロスコープ。太陽と火星を使え、月なんかにハマるとドツボやで。



そして、重要なことはキロンの傷を認めること。自分の傷をどうにかしようなんてナンセンスだっちゅうの。傷があっていいじゃないの。傷を愛したらいいじゃないの。傷なんてあって当たり前だろーーが。その傷故に、同じ痛みを持つ人を癒せ、救え、光を放て！！！



木星とキロンが共に射手座と関連しているのは、キロンはケイローンのラテン名であり、木星は射手座の守護星だから。つまりは利他の精神、普遍性というやつです。２０２３年は自立の年。アンタの個性を発揮して、社会全体を持ち上げよ。自分の傷とか恐れとか不安とか劣等感とかつまんねープライドとか、いつまでも拘ってんじゃねーぞ。いい大人が拗ねてんじゃねーぞ。はよ気づけ。気づきやがれ！！！わかったか。



というわけで、牡羊座のエネルギーを伝播されたい方は坂爪さんのＮＯＴＥを読もう☆一年は短く長い。来年はとても重要な始まりの時だよ。モタモタしてんじゃねーぞ。この期に及んで、まだ、月やキロンで拗ねている奴がいたら、ユリシスがチョップを入れにいくから、そこんとこヨロシク。