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エドガーケイシー・転生占星術


エドガーケイシーのチャネリング情報の中には「占星術に関するもの(相当専門性の高い情報)」が含まれています。中でも、興味深いのは「転生間惑星滞在」と呼ばれるものです。私たちが肉体を離れると、基本的に多くの場合、太陽系内の別の惑星へ行き、そこで必要な学びを経て、そして、再び地球に生まれてくるーー



上記の動画の中では、大変貴重な情報がさらっと語られています(太っ腹です!)が、ケイシーは「今日の占星術には二つの意味で不備がある」と伝えていたそうです。ひとつめは輪廻転生の概念が含まれていないこと、ふたつめは惑星がどのようにして私たちに影響を与えるのか、なぜそうなるのかという根本原因自体に触れていないこと。



なぜ、これらが問題になるかというと、ケイシー(媒体であるケイシーと情報を送っている源の存在)は「太陽系は霊的進化を得るための学びの場であり、私たちは魂の進化のために何度も生まれ変わりを繰り返している存在である」ことを伝えてきており、私たちは肉体ではなく霊的存在であるーーその視点に立つことの重要性を人類に思い出させること自体がチャネリングの最大の目的であったから、だと思います。



現世的利益や個人の損得を優先させるような占星術では、その真意を伝えることはできず、大元の根本的成り立ちや摂理を知らずして、占星術を正しく理解することは難しいということになります。



たとえば、火星の影響を受けるとなぜ怒りっぽくなるのか、なぜ運動能力が高まるのか。水星の影響を受けるとなぜ知的能力が優れるのか、なぜ批判的になるのか。金星の影響を受けるとなぜ美的センスに優れるのか、なぜ怠惰で自分に甘くなるのか。そういったことの根底にある「理由自体」が重要であるということ。それに対して、ケイシーは次のように伝えています。



惑星の影響は私たちの内分泌腺を通じて発露する。(内分泌腺で惑星のエネルギーを受け取る)金星は胸腺で受け、火星は副腎腺で受ける。海王星の影響はライディック腺(腹腔内・丹田のあたり)で、木星は脳下垂体で、土星は性腺で受ける。つまりホルモンと強く関わり、それにより惑星の力を感じるようになる。



水星は太陽にあまりにも近いので太陽の高いエネルギーを浴びている。そのため水星の影響を受けている人は波動(振動数)が高くなる。水星の高い波動を受けた魂が肉体に宿ると、人体で最も波動が高い器官である脳と神経が活性化して、その結果、知的能力が高まる。



金星は地球の軌道と近いので地球と似た波長や環境を持っている。それゆえ、金星の影響を強く受けてから地球に来ると、周囲の環境を「愛でる能力や親和性」が高くなる。(自分自身や周囲の環境を美しくしたり、そこに宿るあらゆる美を見出す能力に恵まれる)そのような理由で美意識や美的センスに恵まれるようになる。



木星は大きくていつも拡大しようとしているため、木星の影響を受けると視野が広くなり、発想が拡がる人になる。ゆえに社会全体のことを考えたり、政治方面に適性を持ったりする。そして、肉体も拡大の影響を受けて肥満傾向にある。(※木星の影響を受けているからと言って、必ずしも太っているとは言えません)



土星の輪っかはギュッと締め付ける働きをしている。そのため身動きが取れずがんじがらめに縛られた環境下で忍耐力を養うことになる。(だから土星にはみんな行きたがらない)土星の影響を受けている人は我慢強さを身につけており、肉体的には華奢で痩せている傾向がある。(※肉体的特徴はあくまで傾向に過ぎません)



私たちが直前に立ち寄っていた惑星(最も強い影響を受けている天体)はどの惑星なのか、気になりませんか?それは出生図や私たちの個性や特性から導き出せるとのこと。また、潜在的に強い影響を受けている惑星や克服するべき課題である惑星もわかるとされています。



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これは私の結果ですが、第一滞在惑星(地球に来る直前にいた天体)は天王星。第二滞在惑星(人生を補完する潜在的特性)は海王星で、第三滞在惑星(向き合うべき課題)は火星とのこと。これってどんな仕組みで導き出しているのかと考えてみると、まずはアングル上にある天体です。



その中でもアセンダント上にある天体が第一滞在惑星である可能性が非常に高いです。やはり、アングルとは天と地が交わる点であり、時空の交差するポイントであり、異界(異次元)との接点だと思います。(アングルに天体が全くない場合は別の出し方があります)



第二惑星である海王星はアングルに懸っていません。でも、いくつかのケースを検証してみると、アセンダントに近い位置(1ハウス、12ハウス、2ハウス)にあり、状態の良い惑星がピックアップされるようです。私の海王星は良い状態です。チャートルーラーである金星と調和的な角度を形成していたり、金星冥王星を底辺としたミニトラインの頂点に当たっていたりします。人生でドン底に陥った後、海王星の力を使えるようになると書かれています。



第三惑星である火星ですが、これはディセンダント上にあり、アセンダント上にある天王星とオポジションです。ディセンダント上にある天体はその天体の力を他者に投影してしまい、自分のものとして使いにくいため、そこが課題となることはよくあります。ゆえに、私の場合は火星の力を自分のものとして使っていくための訓練や試練を与えられる人生であるわけです。(正当に怒り、正当に戦うための力、情熱を自分のものとして使っていく)



さて、エドガーケイシーは生まれる前に天王星に滞在していて、そこから地球に入ってきたそうです。そのため天王星の影響を生涯にわたって強く受けていました。(天王星が上昇星)前世では自分の霊能力をギャンブルに使い、自堕落な生き方をしたことを後悔していたので、今世では霊的能力をもっと高い次元で発揮したいと願った・・・そのために天王星を選んだそうです。彼の優れた霊的能力は天王星の影響であるとのことです。




天王星の影響を強く受けている人は先駆的な情報を伝えたり、インスピレーションとして下してくるような一種のサイキックとも言える霊的感受性を持っているでしょう。海王星とも似ているようで全く違う世界。天王星が強い人はその優れた感受性を活かして独自の道を邁進していく、それにより社会的使命を見出すケースも多いようですよ。

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