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【デンマーク滞在記】デンマークの学校を見学!

こんにちは。
ゆりしろです!

5日前、フォルケホイスコーレの最終日でした。
今はオーフスからコペンハーゲン行きのバスの中で
このnoteを書いています。

(今続きを書いているのはworkaway中のアイスランドから笑)

学校が終わってからは
オーフスに住んでいるお友だちのお家で
今日まで過ごさせてもらっていました。

本当にいろいろな体験をさせてもらって
なにを書こうかまとまってないけど
とりあえず思いのまま書いてみます。


彼女の両親はペタゴーという仕事をしていました。

ペタゴーとは?

自分でまとめるのは難しいので
他のサイトから引用させてもらいます。

ペダゴーとは、デンマークをはじめ北欧諸国の教育や福祉を支える対人支援職のことで、日本では社会福祉士と保育士の要素を併せ持つ専門家を指します。

北欧諸国では専門の教育機関で3年8カ月の教育プログラムを修了した人に与えられる国家資格で、主に保育所や幼稚園、学校、学童保育、障がい者施設などで活躍しています。

教師は授業を通じて知識などを教えたり、行事や特別活動などで集団的な行事などを子どもたちに経験させますが、ペダゴーは子どものパーソナリティの発達や、情緒、他者・社会とつながる力を育みます。

一般社団法人ペタゴージャパンより引用
https://paedagog-japan.jp

私は日本で幼稚園や保育園で働いていたので
デンマークの教育にはとても興味がありました。

私がデンマークの学校について質問をすると
本当にいろいろと教えてくれました。

そして彼女のお母さんの学校を見学させてもらえることに!
なんという偶然と幸運。
とても貴重な機会をいただけたことにとても感謝。


デンマークの学校を見学して驚いたこと


1.教育施設としての学校の環境


まず驚いたのは学校の広さ。
学校とは感じないような綺麗な施設。
そして教育施設としての学校環境の充実具合。

学校の周りや園庭には自然がたくさん。
広くて自由に過ごせる空間が
たくさんあるのが心地いいな〜と感じた。

私もこんな学校に通いたい〜と感じるような学校だった!
なんて魅力的な環境なんだろう。

Public school これが公立の学校ということに驚き。


園庭 カラフルな遊具ではなくて
木で作られた遊具で落ち着いた雰囲気なのが印象的だった


学校はとても自然豊か^^気持ちがいい開放感〜
ベリーや食べられる野草がある子どもたちが自分で摘んで食べたりできるらしい



ここはボンファイヤーをする場所
フォルケホイスコーレでみんなボンファイヤーでパンを焼いたことがあるって言ってたのは
学校にこういう環境があるからなんだな〜と納得。


園庭の近くにあるキッチン。キッチンは室内にもあるけど
ここでも料理を作って外で食べたりもするみたい^^


キッチンにはボンファイヤーのときにパンを焼くための棒などが!
これにパン生地を巻きつけてボンファイヤーで焼いていく^^



学校内にゲーミングPCが!
これらはアフタースクールプログラムで使えるらしい
(日本でいう放課後児童クラブみたいな感じのもの)



こちらは本格的なビューティーサロン!笑
これもアフタースクールプログラムって言ってたと思う(記憶が薄れている)
年上の子が年下の子によくしてあげてて、子どもたちにすごく人気と教えてくれた^^



学校内の廊下
ここにある遊具で遊んでもいいらしい
「廊下は歩きましょう」で育ってきた私からしたら
廊下に遊具があることが驚きだった!自由!



こちらも学校内の廊下
ここで遊んでもいいし、教室内で集中しにくくなったら
ここで学習する子もいるよと教えてくれた!
見た目もかわいいし、機能的だし素敵な空間だな〜と感じた^^



ここはプレゼンテーションをしたり、みんなで集まって話を聞いたりする場所らしい
開放的な空間で窮屈な感じがないのが素敵だな〜と感じた^^



クラスルームのドアには、こんな感じで各クラス装飾がしてあった
みんなの頭文字をスーパーマンのロゴ風にしているらしい
かわいくておもしろいアイデア^^



こちらは子どもたちが描いた絵が飾ってある!
自由な色づかいが素敵だな〜^^


学校内も見学させてもらい
なんというか全体的に自由で楽しい雰囲気を感じた。
クリエイティブで自由なアイデアが浮かびそうな環境だな〜と!

日本の学校はもっとシンプルで簡素な感じ?
(どんな表現が適切かわからないけどこの雰囲気が伝わっていれば嬉しいです。)


2. クリエイティブな授業


授業中の学校も見学させてもらった。

印象に残っているのは
歴史の授業で氷河期時代のことを学んでいるときに
子どもたちが自分たちで氷河時代の模型をつくっていたこと。

すでにこの授業は終わっていて
展示がされていたからそれを見学させてもらった。


グループワークで自分たちの作った模型と
それに関する説明が展示されていた。



近くでみるとすごく細部まで作り込まれていることに気づいた
素材も子どもたちが自分たちで集めてきて作ったそう。


授業は先生とペタゴーが話し合いながら
自由に決めていいらしい。

案内してくれたペタゴーの方(お友だちのお母さん)が
これは歴史の授業だけどただ話を聞いて学ぶだけじゃなく
自分たちで氷河時代の暮らしを再現することで
より理解が深まるし、なにより楽しいよ!と言われていた。

たしかにその通りだろうな〜と感じた。

私たちのチームはとてもクリエイティブだから
楽しいよ!と言われていた。笑


こちらはなんの授業かは忘れてしまったけど
ピカソプロジェクト!
子どもたち自身のピカソを自由につくるというコンセプトだったみたい。


まさにピカソ!!



ピカソプロジェクト こちらも素敵!
子どもが嬉しそうに見せてくれたのも印象的だった^^


3. 個に寄り添った教育


デンマークの学校では
みんな席に座って静かに先生の話を聞くというスタイルではなく、
授業中もリラックスしているような雰囲気を感じた。

教室にマットレスがあり、
そこにいたい子はマットレスに
寝転んで話を聞いてもいいんだそう。

教室の写真は子どもの顔が写っているから
載せられないけど日本の教室風景とは大きく違っていて
驚きだった。

また、長い間教室にいることが難しい子に対しては
静かな部屋があり、そこで過ごすこともできるらしい。

そういう子に対してはペタゴーが対応するから
先生は授業することにフォーカスできるみたい。


子どもが無理して我慢して教室にいるのではなく
一人ひとり、学校という環境の中で
心地よく過ごせることを大切にしているように感じた。


とりあえず今回はこんな感じで
デンマークの学校について書いてみました。


今はアイスランドで初めてのworkawayをしています。
色んな素敵な写真がたくさんあるので
そちらもまた投稿します!

ではまた!




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