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ぎふ?

最近の岐阜県も岐阜市もやたらと表記を本来の「岐阜」という漢字を使わずに「ぎふ」を使いたがる傾向にあるのは実に嘆かわしい。

その理由は定かではないが、考えるに読みやすさとか「岐阜」という漢字そのもの特に「阜」という字は一般的にほぼ他で使う事が無い漢字で県外の人で書けない人も多い。
そんな事もあって表記を易しい平仮名表記にしているのかも知れない。

しかしだ。
それならば尚更に本来の「岐阜」と表記して正式な漢字表記を内外にアピールすべきではないのか。
これも最近の世の中に顕著な「レベルをバカに合わせる」と言うことなのか。
バカの言う事ばかり聞いていれば基準がバカになってレベルが下がるばかり。

まあ理由はさておき。
そもそもが「岐阜」という地名はかつて「井ノ口」と呼ばれていたこの地の覇者となった織田信長公が名付けたとも伝わる歴史的な地名なのであって、それをいとも簡単に無視して安易に「岐阜」表記を「ぎふ」表記にするなどもってのほかなんである。

これもしかしたら岐阜県はともかくバカの岐阜市あたりだとそのうちあの超ダサいと謳われた「さいたま市」のように「ぎふ市」にでもしそうで恐ろしい。

誰がなんと言おうが「岐阜」は「岐阜」なのであって決して「ぎふ」などという軽薄な名前ではないのである。

果たして岐阜県民や岐阜市民はどう感じているのか分からんが、何十年も岐阜県民であり岐阜市民である私には到底受け入れられない最近の傾向なんである。

とりあえず信長公に謝れ。

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