クラブZOOのはなし

下北沢のおねえさまとおにいさまに聞いた、昔南口にあったというクラブZOOのお話し。

下北沢の音楽シーンは50年代にジャズで花開き、60年代にロックで覚醒し、70年代にライブハウスの相次ぐオープンで展開し、そして80年代にはファッションと合わせて発信されて（おしゃれな下北はそこから）きました。その80年代半ばにオープンしたのがZOO（オープン当時は「下北ナイトクラブ」）。

小沢健二、小山田圭吾、カヒミカリイも頻繁に出入りし、スチャダラパー、TOKYO NO.1 SOUL SET など、日本のクラブ＆ポップミュージックに影響を与えたアーティストを多く輩出した伝説的クラブ。

で、このハコにまつわる150人の証言集がこの「ライフ・アット・スリッツ」という本。
https://www.amazon.co.jp/LIFE-AT-SLITS-P%E2%80…/…/4860202473

しかし、出演していたメンバーが、高校時代のアイドルばかりで身悶えます・・・。

ちなみに私の見てきた下北沢は、もう少しあと、2000年あたりから。
なのでZOOの場所が分からないんですが、南口のミスドあたりにあったらしいです。

下北沢は音楽以外でもいろいろな視点で、段階的にカルチャーが積み重ねられている街。そういう意味では、みんなが違う思想や嗜好を持っていて当たり前、むしろ違うことを楽しんでいくような風土がある街だと私は思う。

（写真は南口商店街）