【旅行】2023年11月 神奈川県旅行記 3日目 Part.3【国内】
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【旅行】2023年11月 神奈川県旅行記 3日目 Part.2【国内】
江ノ島の裏側は、波がとてつもなく長い年月をかけて作り上げた、隆起溢れる海岸となっています。
そんな島の裏側と言えば、言うまでもなく岩屋洞窟。そこは、江ノ島の歴史を語る上では決して欠かせない場所でもあります。
それに、裏側へ出ると、富士山の姿が見えました。
岩屋洞窟までの道程は、予想以上に長い物でした。
そんな長い道程は、隆起溢れる荒々しい海岸の側を通る道でもあります。
今まで通ってきた賑やかな街の景色とは一変して、自然溢れる景色の中を進んでいると、まるで別の世界に来たようだと錯覚してしまった私自身。
広大な相模湾を望む岩屋橋。
その長さは128mもあり、岩屋洞窟まで続いております。
ひたすら進むと、岩屋洞窟の入場を待つ観光客の行列に当たりました。
ちなみに今回は、あまり並びませんでした。
岩屋洞窟、そこは海岸と同じように、波がとてつもなく長い年月をかけて作り上げた海食洞窟であり、古くは真言宗の開祖でもある空海や、日蓮宗の宗祖でもある日蓮も修行した場所とも言われております。
そして、平安時代末期の1182年には、源頼朝が奥州藤原秀衡征伐を祈願したそうです。
岩屋洞窟は、奥行152mの第一岩屋と、奥行56mの第二岩屋があり、まずは第一岩屋を進みました。
ちなみに第一岩屋は、蝋燭を持って中へと進む形になっており、気分はまさに冒険家。
子供も大人も楽しめる感じがたまりませんでした!
第一岩屋の中は、数々の石仏などが並んでおります。
それも千手観音像だったり、弁財天の像だったり、蛇の神様の像だったり、様々な物がありました。
いずれも、今ではガラスの柵によって保護されております。
道を進んだ奥には、富士山の氷穴につながっていると言われている小さな孔がありました。
そこには、かつてここで修行したとされる日蓮の寝姿石が置かれております。
…ちなみにこの寝姿石も、実は波が作り上げた作品の一つ。
こちらは空海の像。
他の像よりも存在感がありました。
第一岩屋は道が枝分かれてしており、もう片方の道の奥には、石造りの小さな社殿がありました。
この社殿は、江島神社発祥の地でもあり、洞窟の最深部という事もあって、とても神聖な雰囲気に満ち溢れております。
さて、ここでお参り。
その後、出入口の方へとひたすら歩き、出入口に到着するとまずは蝋燭を返しました。
出入口付近のエリアには池があり、そこには与謝野晶子が江ノ島岩屋を歌った短歌が刻まれた石碑が置いてあります。
ちなみに短歌の歌詞は、「沖つ風 吹けば またたく 蝋の灯に 志づく散るなり 江島の洞」です。
第一岩屋探索後、次は隣の第二岩屋を探索しました。
こちらはイルミネーションで装飾されており、蝋燭は必要ありませんでした。
このイルミネーション、光の色が変わる仕組みとなっており、その色によって洞窟内のムードはくるくる変わります。
第二岩屋の奥。そこには何と、龍神の像があり、こちらが拍手をするとそれに反応して雄叫びを上げます。
この時、側にいた男の子二人組が、龍神の像をラスボスなどと呼んでいたので、それを聞いた私は、この岩屋はまるでダンジョンのようだと感じてしまいました。
ですが、そんな事を考えると、江ノ島はまるでRPGの世界のように思えますね♪
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