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美味しくフードロス削減

コロナ禍に古代小麦と香辛料というスパイスアイテムを取り扱うブランドを立ち上げ、第一弾は当時私の健康を守ってくれた北海道産のスペルト小麦100%を使ったスパイスケーキ、それからスパイスグラノーラを展開しました。
今でもフレーバーはそのままで1年間納品し続けられるのは、感謝しかありません。

のちに食べていただく前の作るところからお手伝いできるアイテムを作りたい想いがでてきました。そこで調味料のように使えるブレンドスパイスと、スパイスキットの開発をすすめました。

この回のブログでは、スパイスキット、中でもスパイスシロップキットの開発経緯をかきます。

開発に至ったわけ

開発するにあたり、自宅ではなんとなく使っているものを計量し、様々な嗜好をイメージしながらブレンドしていきます。生姜とスパイスキットときび砂糖を水でコトコトにて作るアイテムなのですが、試作料は日に日に増えて出がらしはわんさかでてしまいます。

日頃から玉ねぎの皮やその他野菜の革やヘタなどはスープにするため冷凍したり、小さな畑(ごちそう畑といっている)の肥料として混ぜたりと、極力燃えるゴミに入れる容量が少なくなるよう意識した生活をしている。
これを真剣に考え始めてのは、息子が生まれてから。

小さなことから

料理や家事に関してはストイックに行うと疲れてしまう正確なので、できる小さなことを継続しています。レッスンではよく話していますが配信を避けてきたのも、あまりに小さなことで恥ずかしいと思っていたから。ネットのバッシングが怖かったです。とは言え、この大切さを継承したい、そして同世代に想いを届けたい希望はありました。

そこで、気になっていた生姜とスパイスのでがらし、これを美味しく使い切れないかなと考え始めました。素材の深みはすごくこのままウスターソース等調味料を作ることができそうなほどでした。

廃棄食材を美味しくアレンジ

美味しいとはいえないものを美味しくするのではなく、色んな料理のイメージがわく期待値高めの廃棄食材を家庭料理に落とし込むのですから、これほど楽しい開発はありません。

基本的にこのシリーズは、ひと手間をかけて豊かな時間をつくることに貢献したいものですが、さらに手間をかけるとなると負担になりかねません。では、簡単に手軽に使える調理を・・・

ということで「電子レンジ加熱」「隠し味としての使用」を中心に考えました。ペーストは小分け冷凍にすれば10個以上作れます。その程度で一気に毎日の料理が格上げされるわけです。これは私の強い相棒となってくれると確信できた時間でした。

せっかくならたくさんの方にお届けしたい

1個購入したらな10回以上楽しめる、なんともリーズナブルな調味料が作れるスパイスキット。ちょっとした手土産にも渡せるようパッケージにもこだわりました。男女年齢問わず手に取りやすいカジュアルながらもPOPで元気が出るようなカラー、大人上品なイメージでしょうか。

そして、店頭ではかごでも棒かけでも配置いただけるような包装を考えました。スパイスは蛍光灯の光などにあたると劣化が進んでしまうので、全体を覆ってちら見せする程度。もう少しお見せしたいなと言う気持ちもありますが、費用と機能と、色々考えた結果このベストな形になりました。

是非一度お手にとって頂きたいです。レシピも丁寧に記載していますので、忙しいけど美味しいご飯を作りたい方にぴったりです。ぜひ、お試しください。

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