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目に見えない大切なもの。8回目は「運動」。

私も運動大好き!ダンス、ヨガ、アクロバット、今年はバク転できるようになるのが目標だったりします!この年でバク転?!!とみんなから驚かれますが😅

さて、こんな運動大好きな私も、小さい頃は大大大の運動が苦手。かけっこやマラソンはびりにならない!というのが目標でした。得意だったのは、創作ダンスと自分よりも身長が高い竹馬に乗れること(ライオンキングのキリン役にはなれるかなと🤣)。ダンスが好きだった記憶はあったので、社会人になってから、ダンス教室に通い始めた経緯があります。

通い始めたきっかけ?を考えた時、やはり大きかったのは以前勤めていた会社のストレス。精神的な落ち込みもあり、これはいけないと思い、当時大好きだったKpopの曲で踊れるダンス教室を見つけ通い出します。大学は勉強に必死で、社会人なってからも仕事でいっぱいいっぱい。

運動は何年もやっていないので、最初のウォームアップだけで辛かったのを覚えています。でもレッスンが終わると不思議と爽快感があり、続けたい!もっとやりたい!と。そこから運動が始まります。この時、この爽快感となるものが、

「砂糖」や「スマホと食事」の回でもよく出てきた、ドーパミンという幸福ホルモンと脳内麻薬と言われたエンドルフィン


砂糖中毒、スマホ中毒と同じホルモンが関係しているんですね。

1回目から読んでくださったあなたなら、わかるはず!そう、このドーパミン、エンドルフィンがもっと運動をやりたいと脳に指令を出すので、運動を継続したいと思わせてくれます。

私の周りの運動大好きな大切なお友達はみんなこのドーパミンエンドルフィンいうホルモンのおかげで、
運動中毒になってるかなと。🤣笑 

運動して得られる短期的なメリットは、
集中力アップ創造性アップストレス耐性アップ、幸福感アップなどなど。
運動し終わった後にみんな不思議と笑顔になり、みんなと打ち解けて談話できたりするのはそのためなんです。

運動継続による長期的なメリットとは
病気を予防し、脳由来神経栄養因子(BDNF)が脳を育ててくれること。

運動副作用のない最大の薬。

原因不明の慢性痛(線維筋痛症など)や女性でしたら生理痛で悩まれている方も多いのではないでしょうか?

運動することで放出される、このエンドルフィンには鎮痛作用もあるんです。

痛みがある時は安静にと思われている方も多いかと思いますが、実は痛みがあるときほど、体を動かした方がよいのです。

私も生理期間中は安静にしていた時もありました(←多分そのように誰かから言われたことがあるから?)。現在は体を動かすことで痛みが緩和されることを知ってからは体を動かした方が体も心もよりすっきり。今では鎮痛剤を飲まなくてもコントロールできています。

そして以前は運動すると悪化すると言われていた、慢性腎臓病。運動することで、改善が得られるデータがあり、透析+運動を行っている施設(ごくわずかしかない)もあるぐらいなんです。

これを読んでいる人には、気分の落ち込みが激しかったり、うつ病で薬を飲んでいる方もいるかもしれません。

実は薬局で処方される、うつ病などの治療薬は運動することで得られる、ホルモンを促す物質であることをご存知でしょうか?

運動した際には、先ほどの幸福ホルモン、ドーパミンの他に、
精神を安定させるセロトニン
やる気を起こさせる、ノルアドレナリンというホルモン

も同時に出ています。

うつ病の方はこういったホルモンの分泌が少ないため、そのホルモンを促す作用をする薬が多く開発されています。

ただし、このような薬はそのホルモンを促すと同時に、副作用として眠気などが生じてしまいます。

ホルモンが補えたのはいいけど、眠くて動けないとなってしまうと、うつの改善どころか悪化の可能性も。薬を否定する訳ではないですが、そういった副作用もあるんだということを忘れないでください。

重度のうつの方はこの薬と運動を組み合わせることで、薬がきっかけで、運動したいと思い、徐々に薬を減らしていくことはが可能ですし、

薬を飲まなくても、好きな運動をすることで、気分が明るくなります!

ここまで聞いたら、ドーパミン、エンドルフィンがたくさん出ていて幸せな状態を、日常的に継続したいと思いませんか?

ここで1回目から読んでくださってる方はわかるかと思いますが、あなたの体に入れるもの、目に見えないものをきちんと選んで体に入れればさらに効果が継続します!

逆に今までと同じように体に悪いものを入れる習慣を変えなければ効果は持続しません。

もちろんそれで本人が幸せで何も問題なければいいのですが、もっと幸せになりたい、もっとスキルアップしたい、もっといろんなことに挑戦してみたい、と人生を豊かにしたいのなら、食べ物も同時に変えてみてください

びっくりするぐらい世界の見え方が変わってきますよ。

そして運動した方がいいのはわかってるんだけどね、と第一歩を踏み出せないあなた。

運動を全くしていない人には、いきなり強度の高いもにを継続するのは不可能。その人が心地いいと思えるもの、最初は好きなものからはじめてみてください。

最初は何がいいのかわからなければ外を散歩するだけでOK!
それだけで幸福ホルモンのドーパミンが出るし、日光を浴びることで精神安定作用のあるセロトニンが出るから。そこから何かはじめてみようと思えるはずです。

その際にマスクは外して、自然を思いっきり感じるようにしてくださいね。マスクを外す理由はとっても大切なことなので、またの機会にお話したいと思います。

運動を継続しているあなたは、そのまま継続してください。
ただしレベルアップ、他のことに挑戦してみたいのなら、あなたのレベルに合ったゾーンに行かないとそれ以上のことを望めないことをご存じですか?


学ぶ際に、パニックゾーンラーニングゾーンコンフォートゾーンという3つのゾーンがあります。



パニックゾーンはレベルが高すぎて何も理解できずに終わるゾーンのこと。

ラーニングゾーンはその人のレベルに合ったゾーンのことで、学習し、成長できるゾーンのこと。少し辛い部分はあるが、理解ができ、次につなげることができます。

コンフォートゾーンは心地いい場所、その人にとって問題なくできますが、それ以上の成長は得られないゾーン。

運動をこれから始めようとする人も、今運動している人でも共通して言えることは、パニックゾーンにいると運動は継続できないということ。

だから自分に合ったラーニングゾーンを見つけてください!コンフォートゾーンにいる人はそこから勇気を出して抜け出してみて。またその経験が仮にパニックゾーンだったとしても、それによって自分のラーニングゾーンを見つけられるきっかけとなるので、是非挑戦しつづけてみてください。

そしてラーニングゾーンを見つけたあなた、ラーニングゾーンでは1つ1つ問題を解決していけば、さらなる成長が見込めます。そしてそこがコンフォートゾーンになってしまったら、新たにラーニングゾーンを見つけてください!それは何事も経験してみないとわからないからです。

かという私はダンス大好きKpopからはじまり、Heel Jazz→ヨガ→Jazz→コンテンポラリー→アクロバットと様々なことに挑戦してきました。

今は呼吸を整えるのと、交通費の節約も兼ねて始めたサイクリング(電動ではないのです)!!呼吸を意識をすることで、さらに体力がつき、気がつけばどんどん行動範囲が広くなってることに自分でもびっくり。(呼吸に関してもとても重要な話なので、マスクと関連していつかお話しできたらと思っています。)

思い返すと、今まで話した仕組みがあったからなんだと納得できました。

さぁいろいろ挑戦したくなり、ついにラーニングゾーンを見つけたあなた。ラーニングゾーンでの効果をさらに高めたいと思いませんか?ここも目に見えない何かがとても重要になってきます。

年初めはヨガの解剖学の授業を受けてきました。そこでも気づきをいただいたので、お話ししたいと思います。次回は「意識と無意識」です。

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