『処生術』

藤原和博さんをご存知でしょうか?
リクルートから、奈良県の県立高校の校長先生と社会への貢献を考えて行動して来られた方です。
処世術とは普通は 世渡りを意味する世がせいにあたりますが、藤原和博さんの処世術は生です。処生術です。

人生、気がつくと人生に振り回されてしまう。世渡りしている自分がいる。器用に世渡りするのではなくて、自分の人生を生きる為に自分が、機会を活かして楽しんでいく、art de vivre というフランスの概念を本書を通じて紹介しています。

art de vivreは機会を楽しむという考え方です。例えば、日々の生活にも機会は転がっているのに、それを見過ごしているだけかもしれません。また、仕事やビジネスでも自分が見過ごしているだけかもしれません。

「これが普通なので」と見過ごす。でも本当にそれでいいのでしょうか?「本来は、こんなふうならいいのにな。これが当たり前の世界ならいいのにな」と考えを巡らせ、世間と自分の距離を近づけていく。そして行動するを
自分も世間も良い方向に向かうと思います。

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