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茅葺き屋根の駅 肥やしの匂い

今月引っ越しを控える友達が、荷造りを始める前に今の家に遊びに行った。普段徒歩かチャリで移動するが電車に40分も乗っていれば街並みはだいぶ変わってくる。初めて降りる駅、普段見ないドイツっぽい建物が満載でキョロキョロしながら歩く。観光客っぽい挙動は目立つようで犬の散歩をしているおばさんにちらりと見られる。そういえばこの一年弱はベルリンの壁の周辺でさえ観光客がいないもんな〜。

友達の家で荷物を置き、歩いてファームへ向かう。茅葺き屋根の駅まで歩いてファームの入り口を抜けると、煉瓦造りの小屋、陶芸のアトリエ、その奥に畑や動物が放されているだだっ広い広場があり、小さい馬(ロバ?)、黒い羊、ゼブラ柄の鶏、最後にデカイ豚を見た。

小さい子供連れの家族や若い女の子、老夫婦、たくさんの人がただ散歩しに来ていた。どんなに寒くてもみんな外に出るんだなあ。家に向かって歩きながら、あったかいコーヒーが飲みたいなーと考えていたら、帰り道の方が幾分早く過ぎるように感じて驚いた。不思議だ。