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催眠療法

雨予報だったのにただの曇り空で、そのことから幸運が理不尽に消費されて不幸が襲ってくるのではないかと不安になる。そんなことを考えながらゴミ出しをして信号を待っていたら、その様子を見ていたのであろうおばあちゃんに「何で分別して捨てないの?」と急に注意された(一応言い訳しておくと、諸事情でゴミの分別をしなくてもよい環境に住んでいる)。驚いたしイヤホンを付けていたこともあり無視しようとも思ったが、これも会話の練習だと言い聞かせとりあえず謝った。するとそれに満足したのか、おばあちゃんは信号を無視して向こう側に渡っていってしまった。一体何だったのだろう。この事象の全ては虚構で、ひどく疲れているのだろうか。ついに幻覚が話しかけてくるようになったのかなぁとか、そんなことを考えながら銀行に向かった。

銀行の帰りに寄ったファミマで買ったお好み焼きを食べた。ソースの味が濃く食べやすかった。嘘、味なんて覚えていない。私がそう思いたいだけだ。

今週は日を追うごとに体調が良くなっているが、これもまた下降線を辿っていくと考えると憂鬱になる。しかし、少し先のリスクを想像できるほどに回復してしまった。減災ではないが、来週頃そうなっても大丈夫なように、洗濯をまとめてする、食料品を買いだめしておくなどの対策を取ることは必須事項だろう。

私は人に馬鹿にされるような趣味や思想を持っている。よくそれについて話すと気持ちが悪いと言われることが多い。だからってわけではないが、他人の好きな音楽やコンテンツに対して嫌いや苦手、などマイナスの感情を持つことは当たり前だと思っている。しかし、それでその人の価値が決まるわけではないため趣味や思想を根拠に人格否定は行わないよう気を付けたい。何でこんなに偉そうなんだ。そんなん人の勝手だろ、気持ち悪い。

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