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「ちょうどいい」と「ぴったり」の差

最近使い始めたiPhoneケースが
かなり気に入っていて、
会う人会う人に、ついその良さを話してしまう。
(はあちゅうさんがおすすめされていて
気になって買ったajewというところのもの)

・小物を入れられるポーチ付き
・指をひっかけられるリング付き
・リングはフックにもなる
・縦でも横でも自立する
等々、とても便利だし
デザインや色も素敵で本当に気に入っているんだ。すごいんだ。

会った人に思わずおすすめした時の相手の反応は
もちろん人それぞれなのだけれど、
とある友達がとても興味を示してくれて
「私も買おうかなぁ」と言ってくれた時、
今までの人生であまり感じたことのない種類の
嬉しい気持ちになった。

自分の好きとかお気に入りを
誰かとシェアできるって嬉しいんだなぁ。

ところでこの種の気持ちが
人生26年目にして初めてなのは
なんでだろう?と思って考えてみたら、
そもそもプレゼンしたいほど好きなものとか
こだわりがあるものって
意外とないよね、ということに気がついた。

会社でのお昼ごはん、文房具、
帰りに立ち寄る本屋さんやお洋服屋さん。
ほぼ毎日何かしら物を買うけれど、
「絶対これがいい!」って言えるほど
そのときの気分に"ぴったり"合ったものを
選んでいることって実は稀で、
大抵は「まぁこれかな」って
"ちょうどいい"ものを選んでいる。

食堂のメニューとか
コンビニのラインナップとかは
変えられないから、
そこでの選択は今回は置いておくとして、

例えば服とか靴とかよく使う小物とか
そういうものについては
「私 本当にこれがいいの!」と
その良さを楽しく語れるようなものを
選びたいなぁと思う。

ちょうどいいものを選ぶ時って
「NG条件を考えて
それに当てはまらなかったらOK」
という発想だけれど、

ぴったりのものを選ぶ時って
「理想の条件を挙げて
それに当てはまったら最高
もしくは感覚的にものすごく大好き」
という発想。

そうやって、「これがいい!」と
ピンポイントで選び取ったものは、
好きな理由を語れるし
思わず誰かにおすすめしたくなるんだなぁと。

物も情報も溢れている世の中だからこそ、
消去法でなんとなく選ぶのではなくて
「私はこれ」ってピンポイントで
選び取る力があったほうが
自分の心が満たされて幸せに生きられるのではないかなぁ
とぼんやりと思ったよ。

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