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「好き」の気持ちを大切にしたいと思っていたら、Gaudiyにたどり着いた

こんにちは、2023年1月からGaudiyでPdMとして働いているyurietty ( @yuriettys ) と申します。今回は、私がGaudiyに出会うまでの軌跡と、実際にどんな風に働いているかについて紹介したいと思います!


これまでのあらすじと、Gaudiyに出会うまで

キャリアのスタートはフロントエンドエンジニアでした。私はかなりのサービス思考タイプで、エンジニアとして働きながらも企画やUXにも興味があり、マインド的には「できることは全部やる!」「とにかく最高のサービスを作りたい!」という気持ちが強いタイプでした。

その性質もあり、エンジニアからPM職にジョブチェンジ。そこからは、エンジニアとしての経験を活かしつつ、UXの知識を深めながらPMとして企画をするようになりました。この経験もあって、仕事の進め方のベースが固まっていったと思います。

前職では、PdMとエンジニアを兼務しており、PdMとして全体を俯瞰しながらプロダクトを前に進めることと、エンジニアとしてボトムアップで改善をしていくこと、どちらが自分に合っているのかを考えるようになりました。

今後のキャリアとして、自分が何が一番好きで、どんな働き方がしたいのかを考えるようになり、思い切って(?)働くのを辞め、自分に向き合う時間をつくることにしました。( 3ヶ月くらいのつもりでしたがうっかり1年くらい経ちました )
その期間で自分自身の掘り下げとして、自分の価値観を見直したり、今後どういう働き方をしていきたいのか、また自分にとっての”好き”とはなんなのかを考えながら、内省をしたり作品をつくったりしていました。

そこで改めて認識したのは「”好き”という気持ちを大切していきたい」ということ。何かしていてもしていなくても1日は過ぎるし、あっという間に時は経つ。であれば「わからないことが多い世界で、何が起こるかわからなすぎて面白いと思える環境で生きていきたい」と思い至りました。

また、自分の着想力を活かしながら、プロダクトやユーザのことを考えられる働き方をしていきたいと思い、PdMとして生きていく覚悟も決まり、長かった休眠生活を終えることにしました。

休眠生活を終えた私とGaudiyの最初の接点は、SNSをきっかけとしたカジュアル面談でした。その面談で聞いたGaudiyが目指すファン国家の話が、私の求めていた世界そのもので、ワクワクが止まらなくなりその日は思わず眠れなくなるほどだったのを覚えています。

その後、面談や選考を通してGaudiyメンバーとの会話を重ねていきました。選考中には温かいメッセージをもらえたことや、面接での会話がとても楽しかったこともあり、この会社で働けたら最高だろうなという気持ちが募っていき、お試し入社に進むことにしました。

Gaudiyのお試し入社について

職種にとらわれず、自分らしく働く

もともとはPdMを目指していましたが、UX分野への興味が強かったので、GaudiyではUXデザイナーとして入社することに決めました。

最初のプロジェクトは、新しくGaudiyに参加したメンバーたちとのチームでした。Discoveryフェーズの具体的な進め方が固まっていなかったので、他のチームを参考にしながら、ユーザーストーリーマップやUX Canvasなどのフレームワークを取り入れていきました。さまざまな専門分野を持つチームメンバーたちと協力しながら体験設計を考えられ、メンバー間の認識の齟齬をなくせたことはとても良い経験になりました。

また、チーム内でスクラム開発の経験がないメンバーが多かったため、途中からスクラムマスターとしても活動することになりました。私自身スクラムの実務経験はありましたが、新しい環境と未経験のメンバーへのサポートという二つの要素をバランスよく進めることが求められていました。そのため、スクラムを勉強し直したり、他のスクラムマスターからのアドバイスをもらいながら、チームの成長をサポートしていきました。

そうしてUXデザイナーとしてプロダクトのDiscoveryを進めつつ、スクラムマスターとして開発状況も見る必要がある中、チームとプロダクトをもっと前に進めるために、UXデザイナーとスクラムマスターからPdMになることを決めました。PdMになってからは、チームにGaudiyらしさを導入するために、Gaudiy歴のあるメンバーに文化や進め方を教えてもらいながら、プロダクト開発を進めていきました。

Gaudiyに入社した際には、お試し期間中に3職種も体験することになるとは思っていませんでした。しかしながらこの経験によって、色々な職種の人とコラボレーションでき、Gaudiyをいろいろな角度から理解するきっかけになったと感じています。

この期間中に自分の働き方や行動についてメンターに相談したところ、「職業: yuriettyで大丈夫です!」と言っていただけたことで、職種に縛られず、Gaudiyで自分らしく働くことを大切にできるようになりました。

アウトプットは小説でもOK!「物語る」ことの大切さ

Gaudiyには「蠱毒」という、意思決定プロトコルがあります。

入社した当初、ちょうど今後のプロダクト戦略に関する方針を考えているフェーズで、この戦略に関する蠱毒が開催されることになり、私もチームメンバーとして参加することになりました。

この回で解決したい課題は今後のFanlinkがどうあるべきかを考えることでした。この課題を可視化するためにアウトプットとしてユーザーストーリーマップを作成することになりました。メンバーとの議論やアイデアの共有を行いながら作成しましたが、他メンバーからは「具体的なストーリーの流れをもう少し詳しく説明してほしい。現状ではストーリーが十分に繋がっていないかもしれない」といったフィードバックをもらいました。

フィードバックを受けてのネクストアクションとして「ユーザがFanlinkをどのように利用して、ハマってくれるのかをイメージをするために、小説を書いてみませんか?」とメンバーに提案してみました。この提案に対してチームメンバーからの前向きな反応をもらえたので、作成したユーザーストーリーマップをもとに小説を書くことにしました。

小説を書き進めるなかでユーザーがサービスを離脱しそうなポイントや、特定のシチュエーションでのユーザーの感情など、具体的なシナリオが見えてきました。これらの予想されるユーザーの反応や感情を、注釈として追加しました。

このアプローチを通じて、Fanlinkに対する深い理解や、ユーザーがサービスをどのように楽しむのかのイメージをさらに明確にすることができました。この小説は一つのフィクションですが、このユーザーストーリーをもとに実際にユーザーインタビューを通じて確認したい仮説を洗い出すことができました。

そしてこの小説は蠱毒の場で参加者に朗読しました。メンバーからは非常にポジティブな反応がもらえて、私の小説に対して多くの感想やフィードバックを得ることができて、とても嬉しかったです。

その時に書いていた小説です

Gaudiyの行動指針「UNIFORM」には「物語る」という項目があるのですが、私の初めての物語る体験になりました。

「好き」を諦めない世界をつくるために

自分の好きなものを好きでいることさえも環境や年齢によって続けることが難しくなることがある中、「好き」の気持ちを大事にし続けられることは本当に価値があることだと感じています。

現在私が携わっているプロダクトは「好きで繋がる、拡がる」というコンセプトを掲げており、これは私が目指したい世界である「好きな気持ちを諦めない世界」です。

Gaudiyが掲げる「ファン国家」の実現は、好きの気持ちを大切にしている人たちが自信を持って生きていける場所になると信じています。GaudiyやFanlinkを通して好きを諦めない世界をつくっていき、私も好きなものに対して自信を持って生きていきたいです。

興味持ってくださった方がいたら、ぜひラフにお話しさせてください!

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