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専門家に相談するってハードル高くない?という話

保護者で管理栄養士である立場から考えること。

相談することってハードルが高い。

まず、普段のバタバタな生活の中で
何が起きてるか整理して伝える。

いつ、どんな時に、どういう状況で、何が起こるか。その時の子どもの様子はどうなのか、
保護者はどんな気持ちなのか、どんなことに困るのか。

ここで、事実と感情をきちんと分けて話せるかどうか。

そしてもう一つ。相談するときに、普段の困りごとに気付けるかどうか。
これは、ある程度「正しい」知識がないと、
まぁこんなもんでしょう、私の心配しすぎかな、とスルーしてしまう可能性がある。

療育センターでは、保護者勉強会があったけれども、子どもの発達あれこれ勉強する意味は子どもへの眼差し、観察眼を養うこと。

これがないと、困りごとに気付くのが難しい。

それでも、困っている原因は何なのか、専門家側がうまく引き出せる場合と、そうでない場合がある。

息子の療育に通ってた時、
何でも話してくださいね、と言われたとき、
一体何をどうやって話せばいいんだろう…と
考えてしまったことが何度もあった。

ましてや第一子。
保育士でも、幼稚園の先生でもなく、子どもを見慣れている人でもない。

周りから色々な情報をもらう中で、
そういえばこんなこと困ってたかも、
これはどうなのかな…と

疑問や悩みってそうやって出てくるもので、
そこから何を相談したらいいのか、少しずつ答えが見つかっていくんじゃないだろうか。

保護者の相談が的を得たものであれば、問いに対して回答すればいいが、
もしかしたら、保護者の相談自体が核心にたどり着いていないこともある。

相談する側も、相談を受ける側も、
本当に難しいし、ハードルが高い、と思う。

このお互いの隙間を埋めていくことが、
リハビリや相談を実のあるものにしていけるんじゃないかと思います。

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