暑いさいたまの話
さいたまアウェイ戦、2試合行って来ました。
1試合30人限定10,000円のスペシャルシートは、サイン入りの画像の紙と、お水と、ビールとカステラ付き。ハーフタイムに凍ったゼリー飲料を配ってくれます。
さいたまさんとは今シーズン奇妙なご縁がありましたが、椅子があるならお金は払います。気持ちとしては、エヴァンスルークさんと、ブロンコスブースターの友人にですけど。
で、単に狭いから近いんですが、いいかっていうと怖かったかな…。席は壁にくっついていて、選手飛んできたら挟まる運命しかない。まあ、クッションになれるくらいには太ってるけどさ私…。
もちろん、お気遣いいただいてそこまでボールを追うこともないのですが、つまりは球際に粘れないバスケです。あと、土日は初夏の陽気。そりゃあもう暑い。
ミニバスの親の気持ちを久々に思い出しました。予防接種で会場が確保できなかったとはいえ、選手は大変だったろうな。シャワーとかあったんだろうか…？
さいたまブロンコスとは4勝0敗でした。
最下位なので、2位狙いとしてはそうでないといけないので、よかったですが、土曜の試合はリードも奪われる時間帯がありましたし、特に前半の出来は緩かったです。
シュートに気持ちが乗っていない時間帯というのは観ていても少し伝わっていて、何となく噛み合わないものです。シーズン終盤、コンディション的にも、環境の劣悪さからもある程度は仕方ないとは思うのですが、もし、技術や能力、と、必死さや努力、という要素がバスケットのプレーに与えるものがあるとするならば、その両方は必要不可欠だと思います。
ブロンコスは選手構成が偏っていて、サイズも不足しており、出来れば簡単に勝ちたい気持ちはあったのかもしれないんですが、やれることを最大限にやろうとするチームにはなってきていました。速さを活かすこと、アウトサイドに賭けることなど。それに対して、例えこちらに火力やサイズがあっても、無駄な余裕は油断にしかならないのだと思います。
コートとベンチの姿
比較的(私に)余裕があったので土日はその辺りもよく観ていたつもりなのですが、悪い時間帯にクラップや声が出ていてよかったなぁと思います。
本当に。緊迫して見守る時ももちろんあるとは思うけれど、やはりコートもベンチもコミュニケーションを取りながらチーム一丸となって闘う姿は観に来て良かったなと思います。
私は基本、話って自分がどんな機嫌の時も、聞くもんだと思っているので、その関わり方ってとても大切だと思っています。
チーム競技なら、ないよりはあったほうがいいものだとより思うので。バスケットは特に、オンコートオフコート、両方があって、自分が出ないときも共有しておいた方がいいことがある気がしています。
調子の悪い時ほど離れちゃうのよね、人と人との距離って。心の距離感が出てしまうのかもしれないけど、そこを行動で修正することで、気持ちの方も寄せることができるのかもしれないな、と私は思っていたりします。
ちなみに、上の2枚は接戦時の土曜。下は20点差のついている日曜です。
岡山戦の前に
シーズンは残り1節、2試合を残すのみとなりました。書いている現在では岡山での試合は、観客を入れての開催かすら決定していないので、もしかしたらこれが観られる今シーズン最後かもな…と思いながら過ごしていました。
つまりこれを書くのもあと1回で、最後はスタッツのまとめを載せるつもりなので、ひとことはこれが最後です。
コロナ禍の中、消毒しまくって1人で行って帰ることには慣れました。12試合を現地は、そこそこ頑張ったかな…。あと2試合分も、一応予定は空けてあります。
あ、エヴァンスルークさんの白ユニは非常に尊いです。もっと観たかったな。
#0 大澤歩
土曜、とても素晴らしかった。声も、クラップも、たくさん聞けて嬉しかったです。身体も動いていてほんとうによかったです。
要所でのスリーも、ラフな仕掛けに対しての処理の仕方も、私は歩さんの狡猾なあざとさが好きなんです。
岡山はあのHCからかなり仕込まれたガード陣です。強気に、向こうの若さや未熟さを引き出して、うまく出し抜いてくださると信じています。
#1 大石慎之介
チームをまとめて、個人としてもしっかりプレーすることの両立は大変なお仕事だと思いますが、静岡は紛れもなく大石慎之介のチームだと思っています。
岡山戦は、苦しい時間帯も必ずあると思います。ファウルがたまることもあるでしょう。でも、何度も立て直して、決して諦めない姿を、シュートをリングにぶち込んでやるんだ、という気持ちの強さを、体現してくださると思っています。
#3 エヴァンスルーク
全ての試合を全力でプレーする信条のルークだと思いますし、GW明けよりはコンディションを戻してきたかな、と思います。
どこもかしこも素晴らしく愛している、ただ無事でいてほしい、と片付けてしまえばそれだけなのですが、私はこう、申し訳ないくらいわがままなファンです。
岡山戦では80分、全てコートに君臨するつもりでいて欲しいです。40点取る気でいてもいいと思っているくらいです。徹底して対策されるとは思いますが、決して意図せず追い出されることのないよう。
あなたには賢さと、強さ、残酷なまでの冷静さ、耐え抜く精神力、勝利に導く力があることを、私はとうの昔から知っています。
#5 山下颯
不本意なシーズンだったかもしれません。私はあなたのシュートがとてもきれいなことを知っているので…。
チームに貢献する時間は今週、まだあると思います。よろしくお願いします。
#6 大友隆一郎
日曜にはディフェンスでのいい時間帯がありました。静岡には必要なポジションなので、チャンスがあればしっかりと仕事をしてくださると思っています。
後半戦から、加入してチームが活気付いたのはあなたのがむしゃらな姿勢が与えたんだと思っています。全力でプレーする姿を最後まで見せてください。
#7 古橋広樹
もう少し会いたかったのですが、たくさん観に行けなくて叶いませんでした。
献身的でやさしい姿から、チームに還元してくださることはたくさんあるのだと思います。
あと2試合ぶん、どうかよろしくお願いします。
#8 マイケル・オジョ
拘ることは、プロとして大切な要素だと思いますが…
速い攻撃、シュートへの執念が人一倍強いのだとしたら、ラフプレーと執拗な抗議はリズムを崩すだけのように見えます。
たまにはボールを味方にも預けてほしいな。速いプッシュからやれることを知っています。
#11 武田遼馬
あなたの出た試合を観に行けなかったことを悔いています。練習でも、試合でも、学んだことを活かす場で観られたら、と願っています。
#12 福田陽平
土曜は効果的にスリーを決めることができましたが、2日間オーバーでの手の判定に苦慮しましたね。手でカバーしなくても足で踏ん張れるはず。岡山では狙われる可能性もありますが、あまり気に病むよりは、飛び道具で一泡吹かせる気持ちでチャレンジしてくださいね。
シュート力、静岡岡山のメンバーの中で、誰にも負けないと思います。
#13 東祐太
暑いコンディションは非常にしんどかったかもしれませんが、土曜から日曜への修正の度合いはさすがだったと思います。マークマンを引き連れるのほんとうまいのね。
ディフェンスでの動きは自信を持って臨んでください。ハードにこられるかもしれませんが、大丈夫、通用します。そしてリバウンドとインサイドのシュート、絶対諦めないでね。チームが蘇るときには、いつだってあなたが必要です。
#23 ノヴァー・ガドソン
対話やふれあいの多いあなたの姿勢が好きです。憤ることやダブルチームに無理をすることが減り、冷戦な判断力でチームを導いてくださっている、と思っています。
岡山はあなたにアイソレーションよりも、アシストされると非常に嫌がるでしょうね。たっぷりと翻弄させてあげてください。
#25 ムッサ・ダマ
ゴキゲンですか？
ダンクしたい？
私も観たい！
じゃあ、荒い相手にも、重い相手にも淡々とディフェンスしてきてね。
きっと岡山はこじ開けようとしてくるでしょう。岡山は非常にうるさいチームです。釣り出される誘いに乗らず、押し合いをあきらめず、ペイントエリアで闘ってください。リバウンドは生命線で、あなたのエリアです。
#41 加納誠也
楔になり、ガード陣をカバーして、泥臭くやりたい気持ちが伝わりますが、汚くファウルをもらうこと(言い方は悪いですがわざと書いています)だけではらしさが充分でない、と私は思っています。
岡山は面倒な相手です。昇格のかかる試合を経験している選手はとてもこのチームに少ないです。気持ちを沈めないよう、コートでもベンチでも、牽引してください。
#81 石川尚樹
たくさんの役割があると思いますし、自分に課しているものも多いだろうな、と思います。
私は、考えて考えて賢く気遣いのある冷静な部分と、攻撃的で独善的なエゴイスティックな部分が同居していそうな、あなたの独特で面白い、個性的なガードとしての潜在能力を信じています。
大舞台です。
強気で、思い切ってやってらっしゃい。失うものが少ないのは、静岡側だと思うから。
#91 藤根誠
アグレッシブで、いきいきとした、楽しそうなあなたのプレーを実際観ることができたのはとても幸運でした。皆に可愛がられている姿もです。
たくさんのことが学べますように。チームに元気を与えてくれてありがとうございます。
#92 村越圭佑
私は、前所属で負け癖のついた姿を観るのが苦手でした。
過去形です。
球際で粘れるようになりました。フリースローもとてもいいです。ブロックもできるし、身体で止めるにはどうしたらファウルにならないか、考えようとしているのも分かります。あ、フェイクには飛んじゃだめ。
スーパープレーが欲しいんじゃないです。どんなときでも声を出して、必死でバスケットという競技にしがみついてみて欲しいのです。勝ちたいってそういうことだもの。
アスフレのあなたから、ベルテックスのあなたになるためにも。
できると思うよ。
岡山にー！私も行きたーーーーい！！！
2021.05.