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思い切って遠くへ行ってみよう

もう20年も前の事ですが、必死に仕事をしていた頃です。
朝4時半に起きて、娘達のお弁当作りから始まって、残業して遅く帰宅して
の日々で、一日30時間あったら本当にいいのにと思っていたあの頃。

有給も取れない事に、センター長が「交代で1週間づつ、休暇を取って下さい」と突然のご褒美に私は思いました。
ただ休んで家に居るだけでは、家事をして終わってしまう。そうだ!海外へ旅に出かけよう!こんなチャンスは無いと思い、思い切って寒い日本から温かい南半球に行くことにしました。

オーストラリアのシドニーへ、一人でふらりと行ったのです。
英語は、中学から6年間も習っていたとは思えないほどのおそまつさ。
簡単な単語くらいしか分かりません。海外への一人旅はしたことはありません。

ですが、全く不安や心配は無く、ワクワクでいっぱいでした。

1日だけオプショナルツアーに参加しただけで、あとはひたすら
のんびり、ゆっくりと過ごすだけでした。

いつも仕事の事が頭から離れず夢にまで見るほどだったのに、何故か
思い出す事無く、時計を見る事もなく、自然と目が覚めたら起きて、
お腹が空いたら、ホテルを出て近くの朝マックを食べて、そのまま
歩いて教会(セント・メアリー大聖堂かな)へ行き、ミサが終わるまで、
ぼーっとイスに座って眺めて、お昼ごろ広い公園のベンチに座って、
ホットドッグとか食べながら、これまた、ぼーっと野鳥とかを眺めて、、、

何を考えていたのかは、覚えていませんが、すくなくとも日常から離れて考える時間を持つことはできたと思っています。
自分自身の人生に対する方向性を見つけるきっかけにも、なったかもしれません。


旅の目的は色々ありますので、人それぞれですが、思い切って遠くへ行ってみて、ゆっくり自分の時間を楽しむのも、いいなあと実感した旅でした。

日本へ帰ってきて、また日常の生活に戻っても、心の持ち方が変わっていたかもしれません。もちろん、「言っておいで!」と送り出してくれた夫や、何の不満も言わなかった娘たちのおかげであることは、言うまでもありません。

今日も皆さんにとって素晴らしい日でありますように (^^)/




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