見出し画像

リトリート体験記②|食事のはなし(回復食編)

3/20(月)~3/26(日)の1週間、夫婦で「やすらぎの里 養生館」の断食リトリートに行ってきました!

リトリート体験記 1記事目はこちらから👇
滞在中の過ごし方と、断食について綴っています。

今回は、断食期間後の「回復食」を中心に書いていきたいと思います!


食事のこと(回復食編)

4日目~6日目:回復食

<4日目のごはん>

断食期間が明け、4日目の朝からはついに回復食!

4日目の朝は「固形物が食べられる!やった~~」とウキウキしていましたが、断食直後にガッツリ食べられるわけもなく……(そりゃそうだ)。
薄味・柔らかめ・少量の食事からスタートでした😅

◆朝食
 ・回復大根(大根を昆布だしで煮たもの)
 ・人参シャーベット
ほぼ味付け無しだが、噛むと優しい甘みが広がる大根。
◆夕食
 ・薬膳粥
 ・豆腐の味噌汁
 ・梅干
薬膳粥にごま塩を少~~し振りかけただけで結構しょっぱい。
味覚がリセットされているのを実感した食事。

<5日目のごはん>

5日目は、朝食も夕食も玄米。

玄米の美味しさを知った旦那、「白米より玄米の方が美味しくて、さらに体にもいいなんて最高じゃん!家でも玄米が良い!」とコメント。
旦那の健康意識が日に日に高まって、体に良いものを美味しいと感じるようになって、ニンマリするわたしでありました😊

◆朝食
 ・玄米のリゾット
 ・キャベツの煮物
 ・豆乳ヨーグルト
豆乳ヨーグルト、最初は普通のヨーグルトの味がしたけど、後半はレアチーズケーキのような味に変わってびっくり!
◆夕食
 ・玄米のおむすび
 ・車麩の煮物
 ・大根のお味噌汁
 ・冷奴
角煮に見えるのは、優しいお出汁が染み込む車麩。
豆腐には醤油1滴しかかかっていない。でも白味噌のようなコクを感じる、きっと良い豆腐。

<6日目のごはん>

回復食になってからお米を食べていたからか、ここに来てうどん。ちょっとだけ寂しく感じてしまいました。

断食中はスムージーとヨーグルトで満足できていたのに……。人間の適応力?順応力?の高さよ……。

◆朝食
 ・しょうゆうどん
 ・小松菜の炒め物
 ・フルーツ(甘夏?)
食べてしまえば大満足ごはん!でした^^

そして夕食。最後の回復食ということで、養生懐石~~!!👏
回復食というかもう養生食ですね。

◆夕食
・先付
 - めかぶのわさび酢和え
 - 白ごま豆腐
 - 有機人参のグラッセ
・新玉ねぎのまるごとグリル
・炊き合わせ(ふきの信田巻)
・白いんげん豆のマリネ
・人参ごはん
・香の物
・金目鯛のお吸い物
・豆乳ブラマンジェ
・穀物コーヒー
アスパラ苦手だけどこれは美味しく食べられました!
良い素材はやっぱり美味しいんだなぁ~
(新玉ねぎの感想じゃないんかい)
名物の金目鯛まで入ってる!

(デザートは写真撮る前に胃の中へ……。美味しかったです!)

7日目:通常食

やすらぎの里でのラストごはん。
体に良い食事ばかり食べさせていただけて、本当にありがたい1週間だったなぁとしみじみ。

◆朝食
 ・寝かせ玄米 ・地のり味噌汁 ・アジの干物
 ・椎茸の当座煮 ・ぬか漬け ・いかの塩辛
 ・芽ひじきの煮物 ・大根の皮と人参のきんぴら
 ・春キャベツのしらす和え ・卵焼き
 ・おかゆパン ・金柑の蜂蜜漬け
 ・サラダ ・フルーツ
同じお店の干物を自分たちへのお土産に買いました♡

さすがに胃の容量が小さくなっているのか、こんなに食べきれなかったので、おかゆパンはお持ち帰りすることに。

そして、ドライフルーツ入りのパウンドケーキもプレゼントでいただきました。こちらもお持ち帰り。小麦粉や砂糖や保存料を使っていない安心健康おやつ、嬉しかったです😊

***

食事は瞑想

時系列が前後しますが、断食期間中に「食べる瞑想」というプログラムがありました。

簡単に言うと、五感を意識しながら食べることです。

プログラム内では、
5mm角程度に小さくカットされたドライフルーツを、観察し、匂いを嗅ぎ、口の中に入れ、舌の上で転がし、ゆっくり噛み、飲み込む。
の流れを3回行い、食べ物が持つ本来の味を、本当の意味で「味わう」ことを学びました。

見た目・匂い・味・食感・咀嚼音のすべてに気を配る。
口に入れてからは目を閉じて、視覚以外の感覚に集中する。

すると、自然と「今」に集中できる

一言で「味」と言っても、味覚で感じる味だけではなくて、見た目・匂い・味・食感・咀嚼音から複合的に「味」は作られるんだなと。
意識を集中させるだけで、感動的な食事になるのだと。

そこで、毎回の食事の時も、この「食べる瞑想」を取り入れることに。

たくさん噛んだその先にある「味」まで感じ尽くして、一口一口に感動を覚える。少量でも味が薄くても、食材を存分に感じることで大きな幸せを得られる。

そんな風に回復食期間を楽しんでいると、ひとつ気付いたことが。

毎日ごはんは食べる
→「食べる瞑想」は日常生活でも簡単にできる
→つまり毎日2~3回は幸福感に包まれるタイミングがある

職場などでは難しくても、やれるときには今も「食べる瞑想」をすることがあります。いつもの何気ない食事で幸せを感じているうちに、わたしは以前よりも幸せ体質になってきたような……💓

「今」や「日常」に溢れている幸せに気付くセンサーを、意識的に磨いて使っていくことの大切さを学んだ気がします。


回復食編はここまで!
食べるたびに体が喜んで、たくさんの栄養を吸収している感覚が幸せでなりませんでした✨

読んでくださったみなさま、ありがとうございましたm(__)m

次は、やすらぎの里での生活(食事以外の部分)について記録していきたいと思っています。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?