11・酒量に比例して加速するモラハラ
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夫のモラハラが加速するのと、夫の飲酒量は比例していたと思います。
元々、毎晩のように晩酌をする人でしたが、別居前の1年間は酷い飲みようでした。
これまでの私は
①DVに気づく
②周囲に相談する
③自分は悪くないという意識を持つ
④しかしながらモラハラの影響を受けてしまう
⑤ ③と④の狭間で苦しむ
というような状態でした。
③で、自分は悪くないと思おうとしても、実際にはモラハラやDVの渦中にいると、恐怖で抵抗することは難しかったです。それに、刷り込みによる洗脳も強かったと思います。
それに加えての飲酒。酔うと当然、暴言は増します。
でも、酒を切らせたときの怒り様はもっと怖かったです。
この頃になると、夕飯は食べたり食べなかったりまちまちになりました。
用意しても一晩中ずっと残っていたり、食べる量が激減しました。
白飯も子供茶碗一杯くらいの量だし、おかずもから揚げなら2個、野菜炒めなら大さじ3杯くらいの量。3歳くらいの子供の量です。
最初はそれしか食べられなくなっているなんて信じられませんでした。
なので、いつものようにご飯とおかずをよそうと
「こんなに食えるわけないだろう!!!」
と怒られました。
しかしこれもまた自分からは言ってくれないので、
「俺の様子を見て察しろ!」でした。
また、その日の夫の気分でも変わります。
量が少なかった時、
「俺なんかに食わせる飯はこれしかないんでしょ?うっうっうっ・・・」
と泣き真似をしました。
「私がもっとあるから食べてください」と言えば、「いいんです、俺なんて・・・」と冗談めかして言います。
このような言い方は、本人はふざけている様でも、私にとっては罪悪感を強く感じるものでした。
そしてまたある日は
「こんなに多くよそって、無理して食って腹痛くなったらお前のせいだからな!!」
と責められるのでした。
ご飯もろくに食べないで酒ばかり飲むので、顔や体は浮腫み、酷い人相をしていました。
酒に酔い、転ぶことも増えました。
夜中にガシャーン!!とすごい音がして、見に行くと棚の飾りがなぎ倒されていたこともありました。
そうして体に痣を作ると、「お前のせいだ」と言いました。
靴が入らないほどに足がパンパンに浮腫みました。
すると、
「見ろよこの足。気持ち悪ぃ。おめぇが夫の健康管理もロクにできないからこんなんなるんだよ。」
となじりました。
お酒はほとんど私がネット通販で購入していたので簡単に集計することができました。後に、この一年間の夫の酒量をカウントしてみると、一升瓶の焼酎が120本を超えていました。
約3日で焼酎一升を飲んでいたことになります。この酒量の増加も私のせい。
「お前が出来の悪い嫁だから、俺は酒に逃げるしかないんだよ。酒は裏切らないからね。」
起きること、起きることぜーんぶ私のせい。
まだまだ未熟なnoteですが、サポートして頂けたら嬉しいです。私の体験談が少しでも誰かの勇気になってくれたら…!モラハラや離婚問題に苦しむ方のために、note投稿を続けていきたいと思っています。