裸の大将放浪記を観て
久しぶりに映画を観ました。
気持ちの余裕がなかったのかな?
しかも途中で寝ちゃいました。
疲れているのかも…
芦屋雁之助が山下清役で
中村玉緒がお母さん役でした。
裸の大将は映画版もテレビ版も観たことがなくて今回はじめて観ましたが、この映画版では12歳から死ぬまでの山下清の人生が描かれていました。
障害を持ち、大正時代に生まれてきた彼はたくましく戦中や戦後という激動の時代を生きてきました。
母と息子、ひとの生き方について描かれていました。
印象的だったのは、山下清が特別に貼り絵が上手かったわけではなかったということ。他にも上手な子はいたということ。
放浪癖のあった清はよく色んなところから逃げだして、でも帰ってきては思い出を貼り貼り。
それを繰り返していたら、沢山の作品が出来てきて、大正生まれの作家として大成していく。
勤勉に働き続けるということができなくて、物乞いをしたり…破天荒な生き方だったけれど、自分に正直で周りを和ませる才能に長けていた。
同じく絵の上手だった周りの子たちは、仕事をする中で絵を忘れていってしまった。でも清は愚直に貼り絵を続けていた。
だから絵描きとして大成できたんですかね?と周りの人が分析するシーンもあり。
DVDケースの裏側には、どんな小さな可能性でもそれを伸ばすことが大切だと書いてあった。
はじめから突出した何かがなくても、あきらめずやめず、続けることが大事なんだというメッセージを感じました。
山下清は多くの人々に愛されていましたが、結構な頻度で暴力も受けていて、息子がそうゆうシーンの途中で起きてしまい、焦りました。
こうゆうことはしちゃだめなんだよ!と言ったけど伝わったかな…
ちゃんと、最初から最後まで見通したいなー
見直します。
感想を書き、タグ付けした後、他の方の書いた同じタグのnoteチェックをするのが恒例なのですが…
素敵なnoteを見つけたのでまた見直すためにリンクを貼らせて下さい。
山下清がよりリアルに感じられる小説。
挿絵が入っているのも良いです。
私は映画より好きでした笑
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