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小学3年生の頃のあだ名をペンネームにした理由

ペンネームで文章を書いたら、より自分の気持ちを表現できるんやで。

これは先日お邪魔したSHElikesのイベント、号外ライコミュ(=ライティングコミュニティ)のゲスト、いくみさんのお言葉。

自分の気持ちを文章にして吐き出す。
簡単なように見えるけれど、本心を言語化するのは難しい。

ましてや不特定多数の人さまに読んでもらうのだから。
知らないうちにカッコつけたり、大袈裟に話を盛ったり。
大丈夫じゃないのに大丈夫なフリをしてしまう。

だからペンネームをつける。

自分の中にいる別人格のA子になりきる。
1番の仲良しのA子が「(私)ちゃんってね、案外〇〇なところがあるらしいよ!昨日、一緒に飲んでて愚痴聞いてたんだけどね」って話すように、私のモヤモヤや熱を書いて伝える。

そんな感じだ。

以前からペンネームを付けたい気持ちが泡のように沸いては消えていた。
そもそもペンネームを付けたい理由は文章を書くためじゃなかったけれど。

SHElikesに入って、とりあえず名前をYuri_Kとした。
これもある意味、ペンネームなのかな。

でもアルファベットって、ぱっと見では愛着がもてない。
とっつきにくいというか。

シーメイトさんには「ゆりさん」と呼ばれていた。
決して珍しい名前ではない。
同じ名前のシーメイトさんをイベント内で2〜3人見かけることもある。

それじゃあ、新しい名前を何にしよう?

そこで私が小学3年生の時の思い出が浮かんだの。
その頃に仲良くしていた友だちが「きゃっく」と呼んでくれていた。
記憶の限りだと、彼女しか私をそんなふうに呼んでいなかった気がする。

彼女とは悪いこともした仲だった。
算数の授業が退屈で、そのたびに運動場で隠れて遊んだ。
2人とも1番前の席だったから、サボっていることバレバレだったけれど。
なぜか先生に怒られなかった。

4年生になるとお互いクラスが別になった。
私の担任の先生が厳しい人で(でも大好きだった)授業をすっぽかすなんて2度とできなくなった。

だからこれは小学3年生限定のあだ名。
でも、今でも覚えている名前。
不思議な音がする名前。

なぜかこの名前が好きなのだ。

新しい気持ちで、より自分らしく存在するために。

せっかくnoteを始めたしね。
「きゃっく」というキャラクターを演じて、書いていく。


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