【トークイベントレポート】夢の子連れ旅取材を実現!信頼されるライターになるための秘訣とは? ~前編~
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想いと想いをつなぐインタビューライター 山中麻衣さん
5歳と16歳の子どもを育てるママ。
取材・インタビューライターとして活動する傍ら、西洋占星術師として通信講座のテキスト監修や鑑定「起業女子のための星読み」も行っている。
中村綾乃ライターアカデミー 第1期生
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綾乃さん(以下綾):今回は私中村綾乃が主宰する『ライターアカデミー』の第1期卒業生で、現在インタビューライターとして大活躍されている山中麻衣さんをゲストにお迎えして、お仕事獲得の秘訣などをお聞きしていきたいと思います。
まずは、簡単に麻衣さんの自己紹介をお願いします。
麻衣さん(以下麻):ライターアカデミー1期生で、インタビューライターのお仕事をメインに星読みもしている山中麻衣と申します。
愛知県在住で、子どもは16歳と5歳。基本的に在宅でお仕事をしています。
今日はよろしくお願いします。
綾:卒業後のご活躍ぶりを常にお聞きしていたので、今日のイベントは個人的にすごく楽しみにしていました。よろしくお願いします。
ライターアカデミー卒業後、インタビューライターとして活動
綾:最初麻衣さんとお話させていただいたとき、上のお子さんが16歳ということに驚きを隠せませんでした!
Instagramでも拝見しているんですが、麻衣さんのお子さんすごくかわいくて♡この前もお子さんと一緒に旅行した先でライティングされていましたよね?
麻:そうなんです。子連れ旅行の取材で長野県の蓼科にある「東急リゾートホテル」に、取材という形でお邪魔してきました。
綾:素敵!そしてめちゃめちゃ大手のホテルでビックリ!
そんな素晴らしいお仕事をなさってる麻衣さんですが、今どんなライティングのお仕事をされているのか、伺ってもいいですか?
麻:今は対企業さまと対個人の方の両方のライティングを請け負っています。
メインは企業さまのお仕事で、ライターアカデミーで教わった営業の仕方を活用させていただいています。
取材の形は、求人広告を書くために企業に出向いて担当者の方や実際にお仕事されている方にお話を伺ったり、お医者さまのところへ行って取材をしたりなどさまざま。
その他、取材なしのライティングも担当しています。
綾:ご活用いただけてうれしいです♡企業さまからの案件をメインにお仕事されているんですね。
その他に個人の方ともやり取りなさっているんですか?
麻:そうですね。個人事業主の方や、講座を開催されている方の講座生さんにインタビューをさせていただくこともあります。
直近でいうと、パーソナルスタイリストさんにインタビューをして、他のサービスとの差別化を図れるよう、その方の魅力を伝えられるような記事を執筆しました。
綾:こういったインタビュー記事はどんなところにアップされるんですか?
麻:そのときの記事は、その方の公式ホームページ上でした。
他にも、公式LINEラインに記事を貼り付けてそこからインタビューに飛べるようにするなど、いろいろな場面でご活用いただけているみたいです。
クラウドソーシングで伸び悩み……抜け出すきっかけとなったライターアカデミーとの出会い
綾:ライターとしてこんな華やかな活動をされている麻衣さん。
これまでのお話で「最初から書くことやお仕事を獲得するのがお上手で順風満帆だったのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ライターに興味を持ったきっかけや活動をはじめた当初のことについて、詳しくお伺いしてもいいですか?
麻:会社を退職後、SNS集客関連のお仕事に携わっていて、ブログを3年間毎日書いていました。文章を書くのがすごく好きだったんですね。
それで、文章を書いてお金をもらえればいいのになって思ったときに、ふと会社の育休中にクラウドソーシングでWebライティングのお仕事をやっていたことを思い出して再開してみたんです。
でも、書けども書けども月1万程度。一生懸命やっているのに全然思うようにいかなくて……
どうしようと悩んでいたときに、ちょうど綾乃さんのInstagramで「ライターアカデミー1期生」の募集を見つけたんです。
どんな感じなのかなと覗いてみたら、文章の書き方ではなくお仕事の取り方をメインに教えてくださるということだったので「これだ!」と思ってすぐに申し込みました。
綾:うれしい♡ありがとうございます。
クラウドソーシングで書いても書いても収入につながらないっていうのは、自己流でライターを始める方のお悩みNo.1なんじゃないかな?
今の麻衣さんがその当時の自分に何かアドバイスするとしたら、どんなことを伝えたいですか?
麻:クラウドソーシング以外にもお仕事はあるんだよっていうことかな。
当初は、初心者がいきなり営業してお仕事をもらうなんて無理だと思ってたので、とにかくクラウドソーシング、それしか頭がなかったんです。
でも、そんなことないよって伝えてあげたいなと思います。
クラウドソーシングからの卒業でガラリと変わったライター人生
綾:クラウドソーシング時代と今とでは、やっぱり働き方が大きく変わりましたか?
麻:全然違いますね。クラウドソーシングでは疲弊しかしてなかったような……
もちろん、いい案件もたくさんあると思いますが、そもそも争奪戦でお仕事がもらえないので、低単価の案件で疲弊することになりやすいんですよね。
あとは、クラウドソーシング上でのやり取りに比べて、クラウドソーシングを通さずお仕事をしていると、クライアントさんとの信頼関係が積み重なっていくのを直に感じられるんです。
先日の子連れ旅行の取材も、信頼関係を築けた結果ご依頼いただけたお仕事。そういった面が大きく違うのかなと思います。
綾:麻衣さんがおっしゃってくださったこと、めっちゃポイント!
目の前のお仕事を一生懸命やっていくなかで、思いもよらぬところから声をかけていただいたり、それがきっかけでお仕事の幅が広がったりするパターンは割と多いんですよね。
麻:そうですね。私は旅系ライターとして所属しているわけではなくて、通常のWeb記事のライターとして契約して、1年ほどコンスタントに記事を書かせてもらっているんです。
そこで信頼関係を築いていった先に、かなり急ぎの旅系ライティングのお話が出てきて、候補のライターのなかからフットワークの軽さで選んでいただけたのかなって思っています。
綾:麻衣さんはフットワークの軽さとおっしゃっていますが、こういう謙虚なお人柄も含めて、総合的にクライアントさんから信頼されているんだろうなぁと感じます。
麻:ありがとうございます。実はこのクライアントさん、もちろんはじめから信頼していただいていたわけではなくて、信頼関係を築くまでは割と大変だったんです。
ライターがたくさん所属している企業さんなので、最初はフィードバックが厳しくて、正直すごい凹んで私には合っていないのかもと思ったこともありました。
でも、同じミスを繰り返さないように気をつけた結果、少しずつ信頼してもらえるようになって。その積み重ねが子連れ旅行のお仕事にもつながったのかなって思います。
丁寧なコミュニケーションで信頼を積み上げ
綾:本当に一つひとつの積み重ねが大切ですね。でも厳しいフィードバックが続いたら、私ならくじけてしまうかも……
麻:くじけそうだったんですが、「これは手放したくない!」と思えるほど、クライアントさんと自分の文章の相性が良かったんです。
そこがあったから、厳しいご指摘を受けながらも頑張れました。
綾:なるほど、ありがとうございます。
麻衣さんがクライアントさんとの関係を築いていくなかで、同じミスを繰り返さないことの他に気をつけていることはありますか?
麻:コミュニケーションが基本的に文章ベースになるので、相手に不快感を与えないよう工夫したり、ライターアカデミーでも習った「トンマナ」を意識して相手の雰囲気に合わせてやり取りをしたり、といった点を心がけています。
あとは、返信をなるべく早くすること!
子どもを見ながらでもスマホはチェックできますし、チャットアプリでのやり取りがメインなので、割とパパっと返信できていますね。
綾:ちなみに、麻衣さんのなかで「何時間以内に返信!」など決めていらっしゃるんですか?
麻:見たらすぐ返す!って決めてます。
もちろん無理のない範囲で対応していますが、特に急ぎの依頼の場合は、早めに返信が必要そうだなと察知してすぐ返すようにしていますね。
綾:今のお話すごく大切!ライターに限らずですが、やっぱり返信が早いのはお仕事相手にとってもありがたいことですし、大きなポイントかなって思います。
インタビュー後編もお楽しみに♡
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