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和食と魚を学ぶ

多賀城市にある東北歴史博物館で"和食"についての特別展「和食~日本の自然、人々の知恵~」が開催されていたので観てきました。
和食がユネスコ無形文化遺産に登録されてから11年になるのだそうです。
もうそんなに経つんですね!

和食の成り立ちや特長が述べられているようなイメージを持って入場したら、和食を構成する食材の話、歴史、生態系、未来へのイメージなど、内容の深さ広さ事細かさにビックリ!
ネタばれになるので詳細は避けますが、かなり見ごたえのある内容です。
私的にはネタの宝庫!
フラッシュを出さなければ写真を撮っていいことになっていたので撮りまくりました(笑)。
和食のことをちゃんと学びたいと感じた時間でした。

東北歴史博物館では9月23日まで開催しているそうです。
全国を巡回している特別展なので、お近くにありましたらぜひ。


また、魚の研究をしている研究者の講演を拝聴。

近年と昔の魚の種類や捕獲量の変化
和食に魚がどれだけ使われているか
もし魚がなくなったら?
ウナギの謎や今後について、など・・・
和食における魚の尊い存在、今後の魚の捕獲・生態として守っていくことをした方がいい。

なににどんな栄養があってそれがどのような効果が期待できて身体がどう元気になっていくのか・・・
魚なら例えば、青魚にはDHAやEPAが豊富で細胞を元気にしたり認知症予防や集中力アップに効果的などと言ったりしますが、そもそも青魚の漁獲量が減っています。
それをどう考えていきましょうか。

食事を食べ始める前の一言「いただきます」とは「命をいただきます→食材の命を自分の命に変えることへの感謝」でもあります。
その魚の命をどう守っていきましょうか。

研究者ほどのことはできないにしても、一般消費者はどのように行動すれば魚や魚があってこそ成り立つ食文化をどう守っていくか、考えていきたいものですね。

参照:ユネスコ無形文化遺産 “和食の4つの特長”
①多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
②健康的な食生活を支える栄養バランス
③自然の美しさや季節の移ろいの表現
④正月などの年中行事との密接な関わり


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