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8歳:ひいおばあちゃんの死が怖い

今日の晩、娘が悲しい顔をして打ち明けたこと。
ひいおばあちゃんが死んでしまうのが怖い。
そう言って、しばらく泣いていました。

ひいおばあちゃんというのは、夫の母の母。
何年も前から老人ホームに入居し、私たちが会いに行っても、もう、反応は全くない状態。

おばあちゃんは、コロナが流行した初期の頃、まだ毒性が強いと言われている頃に院内感染し、ダメか、と思ったが、なんと無症状で回復!

その1年後に親から「もうダメかもしれない」と連絡があり、急いで会いに行ったけど、その後も変わりがなさそう。

反応がない、と言っても、不思議と娘がいると、手を伸ばそうとしたり、じっと見つめたり、何か感情が動くのか、ポロポロ涙を流すことがありました。

そんな様子に、娘は怖がっていたのだけど、心の中にはひいおばあちゃんへの愛情がしっかりあったようで、思い出しては、おばあちゃんのことを話していました。

1週間前に親から再度、「もうダメかもしれない」と連絡が入ったことを、娘には知らせていません。
でも、何かが知らせるのだろうか。

生きているものは死ぬ、ということは隠せないし、怖くないよ、と言ってしまうのも何か違う感じがして。
今日は、とにかく気持ちを吐き出してもらうこと、私が亡くなった祖父母の存在をどう受け止めているか、などをお話ししていたら、だいぶ落ち着いたようでした。

小さい子供に、わからない世界のことをどう話していくか。
ペットが死んでしまった時にも悩みましたが、やっぱり、とことん寄り添ってあげる、というのが、我が家には一番しっくりくる気がします。

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