和モダンな雰囲気のキッチン
最近では料理をしながら家族の様子を感じたり、コミュニケーションしたりできるようにと、リビングダイニンを見渡せる位置にキッチンをつくることが増えています。その場合、キッチンが目立つので、リビングダイニングのインテリアに馴染む雰囲気の良いものにしたいですね。
今回は、和モダンなインテリアが好きな奥さんのキッチンをご紹介します。
障子や畳と、どこかホッとする和の素材を取り入れたインテリアに馴染み、でも和風になりすぎないモダンな雰囲気にしようと黒く塗装した木のキッチンをおつくりしました。黒で引き締めることで淡い色合いの和の素材が引き立ち和モダンな印象をつくることができます。
塗装は、自然塗料のosmoを使って、木の温かみや木目を活かす自然な風合いの仕上げにしています。osmoは汚れや水を弾いてくれるのもいいところですね。
キッチンと一緒におつくりしたキッチンバックボードは、ベースキャビネットを黒塗装、吊戸や棚はクリア塗装で仕上げたことで重たい雰囲気にならず軽やかに。。変化も感じられて楽しいです。
キッチンも全体を黒にするとかなりモダンな雰囲気になりますが、天板をクリア塗装にしたことで、和モダンなインテリアに馴染む優しい雰囲気になりました。
ダイニング側にお茶を淹れる道具を収納するニッチをつくって、お気に入りのマグカップを並べています。暮らしの中でお気に入りが目に触れて気分が上がりますね。
また、調理中の雑然とした様子が、ダイニングから見えないようにキッチンに立ち上りをつけています。キッチン側がごちゃっとしてもダイニング側はいつもすっきり気持ちがいい~。
バックボードにはキッチン家電や調理道具が並びます。良く使う食器はパッと手に取れるように目線の高さの棚に。。
吊戸にはたまにしか使わない食器や調理道具が。ベースキャビネットの引出しには、普段使いの食器を。あまりストックをしない暮らしなので食品ストックもパントリーをつくらずここに入れています。
お気に入りのキッチンに立つ奥さん。
そこに立つ人がちょっと嬉しくなるキッチンっていいですね♪