痰に関するあれこれ
無痰は、氣の滞り
夏という季節は、花咲く季節。花のように心身も、外へ開いていくことが、自然に添った過ごし方と推拿では考えます。陽氣あふれるこの時季は、解放的に。
しかし、そのエネルギーに逆行するようなストレスフルな状況が続くと、体内の氣は滞ってしまいます。
なんだか咽喉に異物があるような、どうもスッキリしないつまったような感じは、推拿では「梅核氣(ばいかくき)」といって、氣の滞りによって生まれると考えます。
そんな時は、のど飴舐めるよりも、誰かに話しを聴いてもらった方がいいかもですね。
有痰は、脾の弱り
一方「毎朝痰がよく出る」なんて方は、脾(胃腸)の不調の疑いが。黄色くネバネバした痰なら熱のこもりなので「大根」。
そもそもの話し、熱がこもっている原因というのが、食べ過ぎ飲み過ぎということも多いので、まずは腹八分目の食生活ということの方が先決だったりもします。
また、水っぽくサラサラした痰なら冷えに偏った状態なので、生姜などがよいかと。
痰のからみなどが氣になる際によく使うツボは「豊隆(ほうりゅう)」です。
胃経のツボで、膝関節と外くるぶしの間(ちょっと盛り上がってるとこ)あたりにあります。湿邪を排出してくれますので、雨降りの日などに体調を崩しがちな方は、お試しあれ。
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