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太宰治賞2020

受賞作「空芯手帳」(八木詠美)と最終候補3作品を収録。選評(荒川洋治、奥泉光、中島京子、津村記久子)と受賞者の言葉なども掲載。

 これがどうかしたんですか、というと、私の身近で小説を書いている、にゃんしーというひとが「サンキュー! ガッツのライオン」という作品で最終選考まで残り、この本に掲載されているのでご縁があれば読んでみてください、ということです。6月23日発行です。受賞作「空芯手帳」は未だ読んでいませんが、あらすじを聞いた分には、なるほど、それが受賞だろうな、と思いました。受賞作を読むついでにでも、お手に取っていただけたら僥倖です。

 ……正直に云って、私は『キャンディと王様』の方がよく書けていると思うし、『thunderbolt』や「xxxxには何が書いてるかわからない」の方が秀作だと思うけれど、今後も応援しています。詩を書いている頃に出会って、ほんのここ数年だけで長編小説を何作も書いたり、応募して選考に残ったりしているのは素直に尊敬しているよ。


               

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