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2021.02.01-28 (真)

 2月の日記は3月のこれくらいに書いておけばよろしい、と云いながら放っておいたものをここに。

 放っておいたものはここです。

2月2日(火)
 近所のカフェで、お誕生日ケーキの予約をしました。私の誕生日のケーキを家人が買ってくれるそうなので。このカフェは珈琲がメインなのですが、お料理も美味しいし、お酒も美味しく、趣向も良く、すっかり好きになってしまいました。この土地新参者同士でもあります。

2月3日(水)
 節分ですが、豆は撒かず・食べず。恵方巻というか私は京都なので丸かぶり寿司と云いますが、それも食べず。撒かず。いや、丸かぶりを撒いたら悲劇だな。いや、巻き寿司だから巻くけどな。何を云っているのでしょう。

2月4日(木)
 末の義妹の誕生日でした。可愛い可愛い妹です。
 コスメを贈ったものの、配送途中に崩れていたらどうしようと急に不安でいっぱいになり、「届きました」とあたたかいLINEを貰って、大丈夫だったようです。可愛い可愛い妹です。可愛い妹ですが、尊敬している女性でもあります。

2月6日(土)
 誕生日ケーキを受け取りにカフェに行きました。
 ケーキを受け取るついでに、ノートパソコンを持ち込み執筆などをしていると、
「明日がお誕生日とのことで」
 店員さんが云いながら、アイスクリームをサーヴィスしてくださいました。それから、
「実は私も明日なんです」
 と、云われる店員さんに会話スキルが暴走はするけれど上達はしない私は、
「えっ……と、では、丑年ですか」
 と、頓珍漢なことを云い、家人が冷静に制してくれました。ふたりで来ていて良かった。同じ誕生日は同じ干支ではない。please, say once more. 同じ誕生日は同じ干支ではない。音楽は魔法ではない。でも音楽は
 でも音楽は。
 アイスクリーム、みゅ〜! って云いたいくらい可愛かったです。

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2月7日(日)

このひとがケーキを切つてくれました三十六に今なりました
#tanka

 小さめとは云えホールケーキをふたりで食べるなんて、以前の家人ならしてくれなかったんじゃないかなあ、と思うけれどどうだか分かりません。「ふたりでそれは、多過ぎるでしょう?」そう云われていたような気がする。
 でも今年はふたりで半分ずつ食べました。果物が沢山入っていて美味しかったです!

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2月12日(金)
 母に編んでいたマフラが出来上がりました。ダイソーの「リボンリボン」という去年と一昨年に買ったファンシーヤーンです。今年は廃盤になったのかな? 可愛らしい糸なので残念ですが、まだ買い置きがあります。自分のマフラも編みたい。次の冬の為だろうな。

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2月13日(土)
 三木サービスエリアに遊びに行きました。疫病下遠方へ遊びにゆけないのですが、シートをフラットにして車内泊が出来る車の性能を試したくて堪らない家人なのです。高速道路に乗って、SAまで行って、食事をして、駐車場で車の座席をベッド状態にしてごろ寝しながら原稿を書いたりしました。遠くへ遊びにいかない日々がだいぶ長かったので、楽しかったです。SAでも多くのひとが出入りする場所なので緊張しますが、消毒とマスク、それから主に駐車場の車のなかで遊んでいるだけ、という娯楽でした。SAの食堂やスターバックスは時短営業でしたね。

2月14日(日)
  家人にヴァレンタインのチョコレイトを渡して、いつものカフェへ。

2月16日(水)
 1月の日記を書きました。

2月17日(木)
 本を安価で譲っていただきました。この記事。

  あさがおは弛まず咲き続けました。暖房を入れた室内なので、夏よりも元気そうなのです。あさがおが咲く度にtwitterに投稿する煩い奴になります。

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2月20日(土)
 ヴァレンタインデイを家人から貰いました。拙宅ではなんとなくいつも、お互い贈り合うようになっています。

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 変わった色のチョコレイトで良かったです。翠色のは宝石みたい。

 家人が有償で原稿の下読みをして意見を教えて欲しいというので、ガツガツ読んでガツガツ意見を纏めて提出しました。(こいつ、無料で頼むときより明らかに丁寧に読んでるな……)というかおをされました。

2月25日(木)
 風邪気味。家に牛乳が無いとしょんぼりします。いつも牛乳がのみたいです。

2月27日(土)
 放送大学の授業を履修することを決めて、願書を書きました。友人が前から履修していて、その様子をtweetしていることや、入学について疑問があればいつも教えてくれたことが心強く決め手になりました。家人も「やってみると良いよ」と云ってくれて感謝。家計費から学費を出すとまで云って貰ったのですが、学費は自分の貯金から崩すことにしました。新しい春になるんだ、と思います。

2月28日(日)
 にゃんしーさんが川光俊哉賞を受賞していました。本にするので装幀を書いて欲しいとゲラを貰いました。今、カクヨムで読めます。

 セイコと「音楽は魔法ですか?」から想起出来る実在人物が分かる方もいると思います。「そのひとを怒らせたくて書いた」と著者は云いましたが、果たして彼女は怒るでしょうか。怒らないような気もしますが、少なくとも傷ついたとは云わないで欲しいです。「傷つく」というのは自分の心の要求を自分で受動態にする狡い言葉だと思うから。物書きとして、「傷つく」「傷ついた」と表明されるのは嫌いです。嫌いだよ。私もしたくない。

 ピンクと黒の装幀を描く、と約束しました。

 原稿自体は、松本清張賞の一次通過作品です。が、松本清張賞のカラーとはまるっきり離れているのではないかと正直感じますし、これを投稿する人たちは「カテエラ」と云います。カテゴリ・エラーですね。それでも一次を通過したのは「カテエラだけど面白かった」ということかなと思っています。懐の深い賞はそういうことをしてくれるみたいです、私は投稿しないので分かりませんが。
『thunderbolt』という小説もハヤカワSFの一次まで通っていた作品で、弊社から出させて貰いました。この本は、SF要素が皆無に近いので、やっぱり一次を通ったのは「面白かった」んじゃないかな。

 にゃんしー作品は野球が出てくるときがいちばん面白い。野球のことはてんで知らない私にもそれは分かります。

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尼崎文学だらけという文芸イヴェントを、にゃんしーさんとふたりでやっています。40人+αの作家が同人誌・自主制作誌をメインに売るウェブショップが開くのは30日。もうすぐです。


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