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☘それはそれ。これはこれ。

世の中色々面倒なことになるのは、あれこれと色んなことを関連づけすぎるからなのだと思う。

例えば、ミスしたらそれに対して「すみません。直します。気をつけます。」で済むハナシ。

言い訳したり、必要以上に反省し過ぎたりして、余計なことをするから深刻になるのだ。

また、過去のことを何度も発掘して「前もそうだった」とねちねち言う人がいるけど、それはそれ、今回とは関係ないのでは?と思うことも多い。

暇なんだろうなぁと思う。

何事もこれはこれ、それはそれ、である。

過ぎ去ったことに執着するより、「では、どうするか」を考えるべきである。

あとはいちいち、深刻にならないことだ。

当然ふざけてるわけではなく勿論真剣にやる。ベストな状態にしたいので工夫もすれば根回し、コミュニケーションなども大切にするべし。

それでも、つべこべ言いたい人はどこにでも現れる。核心をつかないことにはスルーするのが1番である。聞いたフリして聞いていない、それが良いと思いわたしはそうしている。

兎角物事って思い通りに進まないものだ。

スケジュール管理も臨機応変、絶対この通りに進まねば!と神経をすり減らす必要なし。

わたしも若い頃はスケジュールがうまく進まないのは自分の技量のせいだと思い、胃がキリキリして、思うように進んでくれないことに苛立ち焦った。そして少しでも取り返そうとシビアな日程を組んだりして自分の首を締めたり、約束を平気で破る担当者に絶望したものだ。

若かったしピュアであった。

今なら遅れるのは「わたしのせいではない」と言い切れる自信がある。

こっちはやることやってるよね、いつまで期限か何回か念押ししたよね、ダメなものはダメと言ったよね、と開き直る図々しさを手に入れた。

だってそうなんだもん。

わたし悪くないもん。

それはそれ、これはこれである。

そしてさらに、始めっからスケジュールを2、3日早めに言っておくのだ。

「間に合わないので、なんとか明日まで延ばしてもらえませんか」などと言われても、「えー、それは無理だなぁ、今日締め切りだと何度か警告したよね」としゃあしゃあと言っておく。

「なんとか明日中には......」「それはきついかなぁ」「では明日の午前中まで時間もらえれば....なんとか」「絶対?明日の午前中にはもらえる?」「ハイ、必ず!」「仕方ないなぁ、じゃなんとか調整するよ。絶対だからね!」「申し訳ありません。ありがとうございます」という感じでさらに恩を売っておくのだ。

スケジュールは、はなっから余裕あるし寛大に対応でき、かつ恩を売ることが出来る。また何か問題が出てきてもまだあと二日余裕がある。

もし、それで文句を言われたとしても

それはそれ、である。

若い頃はとにかく「早く早く」とその先の担当から言われるままに「早くしなければ」と自分を見失って焦り続けたものだが、今は無理は無理とさらっと言えるスキルも装備されている。

いくら言われても「無理は無理」そっちはそうかもしれないがこっちはこっちの事情がある。

それはそれ、これはこれ、である。

世の中、なんでも思い通りになると思ったら大間違いだ。

相手の無理難題や迫力にのまれそうな時にも、それはそれ、これはこれ、で切り抜ける。

世の中理不尽なことが多いが、納得いかなければ、それはそれ、と考え、その次のことを考える。恨んでいても何も変わらない。

抗議するか、大人の対応と思いスルーするか、作戦を練る。

周りのことや過去のことを気にし過ぎても疲れるので、さっさと割り切って楽しいことを考えるのが一番の得策。ちょっと考えてそのあと深呼吸して、それはそれ、これはこれと分けて考え、恨みを一旦置いておく。

一晩経ってやはり「ひとこと申さねば気が済まない」と思ったら、次に同じことされたらまとめて抗議してやろうと決めてその準備だけしておく。

準備だけでも結構気晴らしになるものだ。相手にぎゃふんと言わせてやるにはどうしたらよいか、などと暗い想像をしてみるのも、それはそれで楽しかったりする。

とにかく、それはそれ、これはこれ、である。

しつこく考え過ぎない、ねちねちしない、良いものは良い、合わないものは合わない、のだ。

物事はシンプルに考えるのが一番分かりやすくスムーズに進む。

年を重ねた分だけ自信を持って言えることである。

うふふ(´∀`)

失敗や成功なんて実はない。

それはそれ、これはこれ、ですよ。








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