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苺が嫌いな理由

私は苺が嫌いです。これを言うと不思議がられます。特に4月は私の誕生日なので、苺の旬な時期なので何も知らない人は苺のショートケーキを誕生日にプレゼントしてくれます。嬉しくありがたい反面、悲しいです。今回はこの苺がなぜ嫌いなのかを徒然に述べていきたいと思います。

まず苺の見た目はぶつぶつに種が入っています。遠くから見ると鳥肌が立っているようなもの、近くで見ると最終段階のニキビです。今にも膿が飛び出そうです。前にインスタグラム でこの種をピンセットで一つ一つとるビデオが流れていて、怖いもの見たさで全部観てしまいました。なぜ人は怖いものだと恐る恐る全てを見ようとするのでしょうか?色も赤という血に似た色で子供が嬉しそうにイチゴを食べると口の周りは血がついたようでホラーです。

それから味と匂いが苦手です。酸っぱいのか甘いのかわからないような微妙な感覚、しかも一つ一つ味のバランスがうまく取れていません。食べてみるまでどんな感じかわからないので、甘いと思って食べてみたら酸っぱかったという裏切られた感を受けます。しかも、ジャムなどの加工品になった場合はたいてい甘いように製造されます。酸っぱいような匂いで甘かったりとあまり新鮮に感じません。

最後にイチゴの社会的な地位に不満です。苺=可愛い=女の子などの印象が強く、世の女性はみんな苺が好きという誤解をしている人が多々います。女性が”苺が好き”といえば、”可愛い”という印象を与えがちではないですか?男性にも苺好きはいますが、では男性の苺好きは女性的なのでしょうか?オレンジやパイナップルのように、苺は苺、男性的も女性的でもなく果物の一種です。

どのようにして私の苺嫌いがはじまったか母に尋ねてみるものの「ひなまつり、誕生日、子供の日で、多分ハイシーズンが重なって食べすぎたからかしらね」という回答でした。”苺が嫌い”アピールは私の人間性の一つになることができるので、特に治そうと思っていません。「苺が嫌いなんて人生の半分は損してる」とも言われたことがありますが、他の果物で苺の栄養分は取れてるし、食べる必要がないので、お金もその分かからず損をしていると思っていません。でも、どこかで共感できる仲間がいないか探しています。

次回はハート嫌いについて述べてみようと思います。


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